詩
シュッ
黒死牟
!
加奈
(そこ!そこ!)
詩
加奈……
無一郎
(加奈?)
実弥
あっ詩
悲鳴嶼
南無阿弥陀仏
詩
ザッ
黒死牟
(斬られる)
加奈
(もっと!もっと!)
加奈
(力を入れて!)
詩
(加奈……ありがとう)
詩
フン……
黒死牟が進化する
詩
!
無一郎
!
実弥
!
悲鳴嶼
!
黒死牟
グッ
詩
アガッ
ドサッ
詩
(これ……死ぬのかな)
無一郎
詩!詩!
詩
スゥ-
無一郎
チックソッ!
無一郎
霞の呼吸
無一郎
陸の型
無一郎
月の霞消
詩
(頑張れ)
この後
詩
ンン
実弥
起きたぞ!
悲鳴嶼
南無阿弥陀仏
詩
だから死んでないって!
実弥
うおっ!喋った!
詩
うるさいなぁ
大正コソコソ噂話
詩が気を失っている間に
死者がいた
無一郎、玄弥
どっちも親しみ深い人だったので
この報告を受けた詩は
泣き崩れた