こもも
…
あれから2ヶ月。
こもも
もう12月25日か…
こもも
プレゼントもらう人も、
こもも
いなくなっちゃったよ
こもも
怜にあげるはずだったのに
こもも
なんてね、ずっと…
こもも
わがままでごめんね、
こもも
怜にプレゼント…
こもも
持ってきたんだ
こもも
ほんとは直接渡したかった
こもも
けど、できないから、
こもも
向こうでつけてみて。
こもも
それと手紙も書いたの
こもも
読むから聞いてほしいな
怜へ こももより
怜がいなくなってどのくらいかな。
時間がわかんなくなっちゃった。
たくさん考えすぎたのかも?笑
でもそれくらい怜は、かけがえのない
存在だったから、仕方ないよ笑。
あの日は秋で、特に風が強くて、
風で楓がいっぱい入ってきたよね
あの日は楽しかった。
一緒にたくさん笑って。
怜がいなくなって最近までずっと、
思い出の場所避けてたんだ。
怜との日々を思い出すから。
でも…撤去されていくから、
勇気だして公園に行ったんだ。
変わってなくて、懐かしくて泣いた。
ほんとに泣き虫だよね、私。
怜がいなくなってたくさん気付かされた
特に家事なんて、大変だったんだよね
今更気づくなんて、バカだよね
怜は笑ってるんだろうな。
文句言いながら全部やってくれて
怜には感謝しかないよ。
数えきれないほどありがとうを言いたい
好きってそう伝えたら、
今頃何か変わってたのかな…
楓がもう少し長く咲いてたら
まだ一緒に過ごせてたのかな?
たくさんの幸せをありがとう。
たくさんの思い出をありがとう。
かけがえのない時間を私にくれて、
ほんとにほんとにありがとう。
もしまた出会えたら、
もう一度笑い合えますように。
こもも
今日伝えたくて
こもも
徹夜して考えたの
こもも
長すぎたかな?
こもも
退屈してたらごめんね
こもも
私ね、そういえば
こもも
私立の中学に
こもも
行くことにしたの。
こもも
医者になりたくて
こもも
怜みたいな人を、
こもも
未来に希望がある人を、
こもも
死なせないために。
こもも
じゃあそろそろ行くね
こもも
また来月来るね
こもも
またね
こもも
これでよかったと思う
こもも
言いたいことは全部は
こもも
言わなくてもきっと
こもも
怜には伝わると思うから