直弥君は呆然とした表情で、こっちを見ていた。
私はすぐに稜太から離れた。
直弥
菜穂
直弥
直弥
菜穂
直弥
菜穂
直弥
私は何も言い返せなかった。
直弥
直弥君は稜太に向かって言った。
稜太
直弥
稜太
直弥
直弥
直弥
稜太
直弥
直弥君は稜太を殴った。
稜太はやり返そうとはせずに、俯いていた。
直弥
直弥君は私を連れて、その場から離れた。
振り返ると、稜太は田んぼの傍に、立ったままだった。
翌日。
登校した私は、稜太を屋上に呼び出した。
菜穂
菜穂
菜穂
菜穂
菜穂
稜太を見ると、納得いかない表情だった。
稜太
稜太
稜太
稜太
稜太
稜太はそう言って、私を見つめた。
私はドキッとする気持ちを抑えた。
菜穂
菜穂
稜太
菜穂
私はそれだけ言って、逃げるように屋上を出て行った。
休み時間になり、私は廊下を歩いていた。
直弥
振り向くと、直弥君が立っていた。
菜穂
直弥
菜穂
直弥君に連れられて、使われていない教室に入った。
物置のようになった室内には、私たちの他に誰もいなかった。
直弥君はドアを閉めた。
直弥
菜穂
直弥
菜穂
直弥
菜穂
直弥
菜穂
菜穂
直弥
菜穂
直弥
菜穂
直弥
菜穂
直弥
菜穂
直弥
菜穂
直弥
菜穂
直弥
直弥
直弥
菜穂
直弥
直弥
菜穂
菜穂
直弥
菜穂
菜穂
直弥
パシッ。
菜穂
私は頬を押さえた。
菜穂
直弥
直弥
菜穂
直弥
直弥
直弥
私はショックで何も言えなかった。
ただ呆然としていた。