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【番外編】小さな記憶と…

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【番外編】小さな記憶と…

3 - 天の神と人形と…

♥

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2022年11月08日

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〜山の中〜

ウラヌス

……。

トウマ

わぁ〜!

トウマ

はっぱ、いっぱいだよ!

ウラヌス

……そうだな。

トウマ

こっちには、なにがあるのかな?

トウマ

わくわくっ!(っ ॑꒳ ॑c)☆

ウラヌス

……。

ウラヌス

(見た目は似ているけど……感情があるって……羨ましいな。)

[じーっ]

ウラヌス

何?

[じーっ]

[しゅーん]

ウラヌス

……???

ウラヌス

(ってか、雨……お前、いつ間に……俺の肩に……。)

[ウラヌスの肩に座ってる]

トウマ

こっちかなぁ?

トウマ

[草むらの中に入る]

ウラヌス

あ……。

──────ガサッ!

天竜 境

……!?

トウマ

ばぁっ!

天竜 境

ぇ……ウラヌス……?

天竜 境

(いや……いつもと違う……。)

天竜 境

(……子供?)

天竜 境

(それに……包帯を手首や足首……首や頭に巻いてある?)

天竜 境

(それに、『笑ってる』……?)

トウマ

おにーさんだったんだぁ!

天竜 境

ぇ?あ……うん……。

トウマ

おにーさん、だれー?

天竜 境

俺か?

天竜 境

……俺は、境だ。

トウマ

けい?

トウマ

わかったー!

ウラヌス

ぁ居た……。

[こくこくっ]

天竜 境

……っ!?

天竜 境

ウラヌス!?

ウラヌス

ぁ、ユピテル……。

天竜 境

(そうだよな……。)

天竜 境

(こっちが、ウラヌスだな。)

ウラヌス

何してんの?

天竜 境

……いや……現れたから、話しただけ。

ウラヌス

……どんな理論だよ……。

トウマ

おにーさんたち!なかよしっ!

天竜 境

ぇ……?

ウラヌス

……。

トウマ

……うーん?

トウマ

なかよし、じゃないのー?

天竜 境

仲良しって言うか……違うって言うのか……。

ウラヌス

分からない関係だな。

天竜 境

(ウラヌスは敵だし……。)

ウラヌス

(ユピテルは敵だし……。)

トウマ

なかよしじゃないなら、いま、なかよし、するーっ!!!

[こくこくっ]

ウラヌス

いや、お前まで……。

天竜 境

(そう言えば人形居たんだ……しかも動いてる……。)

天竜 境

仲良し、かぁ……。

ウラヌス

……。

天竜 境

(気まずい……。)

ウラヌス

(気まずい……。)

トウマ

うーん……。

トウマは 二人の手を握ると 二人に握手をさせた。

天竜 境

……!?

ウラヌス

……!

トウマ

よろしくね〜!

天竜 境

……。

ウラヌス

……。

ウラヌス

宜しく。

天竜 境

ぇ、あぁ、宜しく。

ウラヌス

(……うぅ……これで良い?これでいいよね?早く離したい。)

天竜 境

(普通に気まずいのだが。申し訳ないが、離したい……。)

トウマ

[二人の手を離した]

トウマ

これでよーしっ!

ウラヌス

(でも不思議だな……。)

ウラヌス

(ユピテルの手って、こんな……男っぽかったかな……。)

ウラヌス

(気のせいか……。)

天竜 境

(ウラヌスって、意外と優しく握れるんだな……。)

天竜 境

(……少し、違和感があるな。)

トウマ

……♪

トウマ

うん……?

トウマ

ひっ……!

トウマ

[ウラヌスの後ろに隠れる]

……!?

[じーっ!]

ウラヌス

……!?

天竜 境

まさか……。

突然、巨大な魔力を感じた。 そこ見ると……?

アヌビス

こんちゃ〜♪

トウマ

まえあった、こわいひと……っ!

アヌビス

……印象……。[汗]

アヌビス

取り敢えず!!!

アヌビス

また会えた事に嬉しく思うよ!

アヌビス

天の神様も居るじゃあないか!!!

ウラヌス

何しに来た……。

天竜 境

……。

アヌビス

君達に会えたんだから、君達の魔力、頂いちゃおーかなぁ?

アヌビス

それもそうだけど……!

アヌビス

君![トウマに指を指す]

トウマ

……!?

アヌビス

面白そうな気配がするんだよね〜っ!

アヌビス

その力、ウラヌスの魔力と共にちょーだい……♪

ウラヌス

……。

ウラヌス

今度は、前みたいに取らせない。

ウラヌス

お前のせいで、迷惑かけたんだからな。

アヌビス

ふふん♪

アヌビス

また同じようにしてあげる!

──────シュバッ!!!

ウラヌス

トウマ![避ける事が出来た]

トウマ

わっ!

トウマ

うらぬす……?

ウラヌス

良いか。雨と逃げるんだ。

[こくっ]

ウラヌス

早く!

トウマ

ぇ……うんっ![走り出す]

オシリス

[現れた]

オシリス

[トランプを持つ]

オシリス

自分のトランプに避けられるとは。

天竜 境

(あれはトランプだったのか。)

アヌビス

んじゃ、あとよろ〜。

オシリス

あとは宜しくって一文で言えよ。

オシリス

まぁいいや。

アヌビス

[転移]

オシリス

さぁて、ウラヌス達。

オシリス

俺のカードバトルに付き合え。

オシリス

[トランプを数枚、投げ飛ばす]

──────!!!

トウマ

……っ!

トウマ

(いき、くるしいよ……。)

トウマ

(はしれ……ない……。)

トウマ

[止まって息を吸う]

……!

……。[こくこくっ]

トウマ

あめぇ……ぼく……はしれない……。

……!?

[何かに気付く]

……!?

雨は大急ぎで、結界を張った。

アヌビス

みぃつけた。

トウマ

ひっ……。

……!!!

『──────。』

『この子に触らないで!』

アヌビス

おぉ、喋った〜!

アヌビス

えー?じゃあ、触らないで捕まえるのは、アリって事?

『駄目っ!』

アヌビス

即答……。[汗]

『冬麻君に近付かないで!』

雨は、トウマの前に 飛び降りる。

『近付いたら、雨が許さない!』

トウマ

あめ……。

アヌビス

まぁ、一回やってみないとね?

アヌビス

お人形さんが威嚇してどーすんの?

アヌビス

まぁいいか。失礼しまー……。

『──────触るな!』

──────!!!!!!

『触るんじゃねぇよ!』

天(あま)の見た目 [雨の第二人格] (ちみうちのこめーかーより)

お人形の雨は 天という人格に切り替わった。

『冥界の奴が、この子に触れるな!』

『さっさと消えろ!』

アヌビス

おぉ、さっきより怖くなった。

『テレポート!!!』

アヌビス

ぁ、強制転移……。

アヌビス

マジかぁぁ……。

アヌビス、強制転移された。

トウマ

……あめ?

『……自分は天。』

『──────。』

トウマ

……あま?

[こくっ]

[元に戻った]

……。[じーっ]

トウマ

うぅ……。

トウマ

こわかったよぉ……あめーっ!

トウマ

うわぁぁあん!。゚(つД`)゚。

……。[じーっ]

[こくこくっ]

(大丈夫……大丈夫だよ。冬麻君。)

トウマ

おにーさんたち……っ……だいじょーぶ……かなぁ……っ。

[こくっ]

ウラヌス

……!居た。

天竜 境

……!

トウマ

おにーさんっ!(´;ω;`)

ウラヌス

(泣いてる……。)

[こくっ]

ウラヌス

(でも……雨がなんとかしてくれたっぽいな……。)

天竜 境

えっと……トウマって言うのか?

天竜 境

大丈夫か?

トウマ

うんっ……あめがたすけてくれた。

ウラヌス

そうか。

天竜 境

凄いんだな。この子。

[じーっ]

ウラヌス

……。

ウラヌス

取り敢えず、今は安全第一。

天竜 境

オシリスは、強制転移されたし……。

天竜 境

アヌビスもそうだろうから、暫くは安心だな……。

ウラヌス

……トウマ。戻るぞ。

トウマ

うんっ!

トウマ

えと……けい、ばいばーい!

[こくっ]

天竜 境

あぁ、またな。

ウラヌス

……んじゃぁ。

ウラヌス達、転移。

天竜 境

……。

天竜 境

(ウラヌスに似てる子供って居るんだな。)

天竜 境

(……感情の有無は別として……。[汗])

境はこの後、見回りを続けた。

日差しが葉と葉の間を通って この辺りが美しく見えた。

【番外編】小さな記憶と…

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