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尚大
あの時、何度も名前を呼んだ
薄暗いコンクリートの上で血を流している元カノの名前を何度も何度も。
尚大
尚大
尚大
僕の幸せばかりを願ってた。
高二 秋
尚大
僕は適当な挨拶をした。
転校なんて満更でもなかったが、 友達を作りたい訳でもない。
先生
尚大
僕は言われた通り1番後ろの席に座った。
隣の席の女子が手を振ってきたが軽く会釈をして済ませた。
みんなが僕の事をチラチラ見る視線を感じながら前を向く
僕のひとつ前の席には誰も座っていなかった。
尚大
それだけが少し気になった。