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13 - 橙紫「運命のヒト。」

♥

132

2021年06月01日

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いきなりだが、

俺、紫には彼氏がいる。

え?それがどうしたって?

普通じゃないかって?

実は、俺の彼氏は、

人の血を食料とする、

''ヴァンパイア''なんです。

トコ、トコ、トコ、

コンコンコン

入れ。

はい、

失礼します。

紫くーん!!

橙くーん!!

むぎゅー💕(つ´,,>ω<)ω<`,, )💕💕

会いに来てくれたん?

待っててんで!!

( ˘・н・)ダッテ

橙くんヴァンパイアだから、

夜しか外に出られないんでしょ?

俺も学校あるから、中々来れないし。

そうやもんな。

ところで紫くん、

なぁに?

久しぶりに、

紫くんの血吸ってもええ?

お腹すいてんねん。

うふふ、

もちろん、いいよ。

ありがとう。

ちょっと失礼するで。

ジュッジュルッゴク

ぷはぁ

やっぱり紫くんの血は1番美味しいな。

よかったぁ〜、

ふらふら

紫くん!!

ぎゅ

ごめん、吸いすぎたかも。

大丈夫?

うん、だいじょうぶ、

ちょっとふらふらしゅりゅだけだからぁ〜、

送るわ。

明日も、学校あるんやろ?

(-ω-。)うゆ

よいしょ。

うにゃ?

このまま(お姫様抱っこ)で

玄関まで送るな。

ありがとう〜、

紫くん?

(´-﹃-`)Zz…

ふふ、

寝顔も可愛ええな。

橙様、

あの方がお帰りになりました。

了解。

俺の部屋で待っとくよう、

言っといてくれ。

はい。

今回は長く滞在するそうです。

報告ありがとうな。

桃、もう仕事に戻っていいぞ。

ありがとうございます。

それでは、ここで。

ん。気をつけろよ。

はい。

もう戻ってきたのかよ。

( ´・ω・`)チッ

めんどくせぇ。

ふにゃぁ〜?

ん?紫くん、起きた?

(*´つω・。)ゴシゴシ

(※´O`※)ファー

橙きゅん?

そうやで。

どうしたん、紫くん。

ふにゃぁ〜!!

橙くん、橙くん、

ぎゅー!!

ヨシヨシ(。´・ω・)ノ゙

紫くん、もう着くで。

うゆ。

紫くん、今日はありがとう。

また、来てな。

うん!!

(*>∀<)ノ))またねー

おん、じゃあ。

紫くん、

送ってくな。

あ、ありがとう!!

よろしくね(๑>ㅂ・๑)

了解。

今回は早いな。

あの方

うん、仕事早く終わったから、

あの方

帰ってきちゃった(ノ≧ڡ≦)☆

あのな、

ねぇ、桃くん、

☜(^o^;)あの人だれ?

ん?ああ、

あの人は橙様の

''奥様''だよ。

え、?

おく、さま、?

へ、へー、そうなんだ、

そろそろ帰らねぇと

だろ、紫くん。

うん、

そういえば桃くんって、

門番?なの?

まぁ、門番でもあるし、

橙様側近の部下でもあるな。

じゃあ結構、上の人!?

まぁ、部下の中だと、

1番地位は上、だな。

ええ〜!!

初耳なんだけど。

俺も、人間に初めて喋ったぞ。

wwwww

やっぱり〜?

wwwおうww

紫くん、着いたぞ。

ありがとう〜!!

あ、それと桃くん、

ん?なんだ?

もう、''二度と''橙くんに会わない、いいや、

''会えない''って伝えといて。

え、?

紫くん?

よろしくね。

桃くんも今までありがとうね。

ニコッ、ばいばい。

橙くん、

結婚してたんだ。

俺たち、付き合ってなかったの?

付き合ってると思ってたのは、

''俺だけ''だったんだ。

もう、城には行かないから、

橙くん、お幸せに、ね。

それから、

半年が経ち、

紫はまだ、橙のことを

忘れられないでいた。

そんなある日の夜、

_(・ω・*_)⌒)_ごろごろ

橙くん、

元気かなぁ。

会いたい、よぉ。

ヒュ〜

風、冷たいな、

はぁー、

・・・

って、なんで窓空いてるの!?

俺、開けたっけ?

ん〜?

紫くん、お久しぶりですね。

!?

桃くん?

王様がお呼びですよ。

王様?

はい。

詳細は移動しながら説明しますので、

どうぞ、お乗りください。

は、はい。

紫くん、久しぶり

元気にしてた?

俺は元気だけど、

桃くん、いきなりどうして、

俺の家に来たの?

言っただろ、王様が呼んでるって。

王様って誰?

橙くんのお父さん?

いいや、王様はもう変わったよ。

そうなの?

まぁ、着いたら分かるよ。

?うん。

王様って誰なんだろ。

怖い人じゃないといいな。

ここだ。

場所は変わってないんだね。

おう、行くぞ。

うん。

いつも思うんだけど、

お城の廊下ってこんなに暗いの!?

全部?それともここだけなのかなぁ?

この仕様は、うち限定だぜ。

他のとこは、大体、明るいからな。

聞こえてた?

聞こえてなかったら

俺、誰に言ってんだよwww

それもそうだねww

紫くん、着いたぞ。

ここが王様の部屋だ。

随分広そうだね。

王様だからな。

そうだねwww

コンコンコン

王様

入れ。

はい、失礼します。

王様、

例の子を連れて来ました。

王様

ご苦労。

王様

お前はアレの準備に取り掛かれ。

はっ。

失礼しました。

・・・・・・

あ、あのぉ、

俺に何かご用でしょうか?

王様

そんなに難(かた)くなるな、

王様

喋りずらいやろ?

は、はい!!

王様

敬語じゃなくてええんやで?ww

関西弁、まさか!?

王様

紫くん、俺のこと忘れた?

やっぱりそうだ、

やっと、やっと、会えた、!!

会いた、かったぁ、よぉ〜。

橙くぅ〜ん!!

紫くん、

覚えててくれたん、?

ニコッ

ありがとう、俺、

忘れられたんかもって、

そんなことないもん。

やって、紫くん、

全然来てくれんかったやん。

だって、橙くん奥さんいるんでしょ。

だから俺なんかいらないんだと思ったの。

紫くん、

むぎゅ

ごめん、ごめんなぁ。

これ、別れてくださいの雰囲気だ。

俺、もうダメかも。

橙、くん、

ん?どしたん?

橙くんは

どんな人がタイプ?

ん〜。

優しいねんけど、

自分の事より、他人のことを

優先するから、体心配やけど、

そういうとこも愛おしい。

橙くんは、今、幸せ?

ううん、幸せじゃない。

だって、紫くんが

俺のとこに帰ってきてくれへんから。

何言ってるの、橙くんには奥さんがいるじゃん。

紫くん、俺と付き合ってください。

話聞いてた?

俺は、もう、

橙くんの彼女にはなれないよ、

紫くん、

俺なんかに構わないで、

愛してる♡

だぁーい好き*(*´◒`*)*♡

橙、くん、

誰かに縛られたままじゃあかん。

他人は他人、うちはうち。

紫くんがしたいようにしたらええんやで。

俺は、

橙くんの彼女がいい。

橙くんの奥さんになりたい。

紫くん、

なぁに?

大好き、愛してる♡

えへへ〜、

俺も〜、

むぎゅー💕(つ´,,>ω<)ω<`,, )💕💕

ずっと一緒だよ?

(*ˊ˘ˋ*)おん♪

橙くん、

橙くんの奥さんはどこにいるの?

ん?

俺に嫁おらんで?

ええ?

楽しそうに喋ってたじゃん。

ああ、あれは、俺のじゃなくて、

親父の妻やで。

そうだったの!?

その話誰から聞いたん?

桃くん。

あいつ、

ヾ(・ω・`)ネェネェ

ん?どしたん?

さっき言ってた''アレの準備''ってなに?

俺な、ずっと考えててん。

ヴァンパイアと人間、

ずっと一緒にいられる同士やないし、

でも俺は、ずっと紫くんと一緒にいたい。

それやったら、

どっちかが、相手の種族になれたら

ずっと一緒に過ごせる。

だからと言って、

人間がヴァンパイアになるのは

難しい、はっきり言ったら、

死ぬかもしれん。

俺やったら、紫くんよりは

死ぬ可能性は低い。

でも、絶対ではない。

でも、紫くんが俺のこと信じてくれてるんやったら、

俺、人間になって、紫くんとずっとおりたい。

紫くん、

橙、くん、

どっちがええか、決めてくれへん?

俺は、どっちでもいいよ。

でもそれやったら、!!

分かってる、でも、

俺は、橙くんと出会った日に、

橙くんと付き合えた日に、

決めてたの。

橙くんの言うことには絶対、

何があっても絶対、聞くって、

心に誓った。

紫くん、

俺、嬉しかった。

俺たち、種族も違うし、

付き合えないかも、って思ってた。

でも、橙くんが勇気をだして俺に告白してくれたから、

俺は今、とっても幸せです。

橙くん、あの日、俺に告白してくれてありがとう。

俺、今でも昨日のことのように覚えてます。

橙くんはどうしたいの?

俺は、人間になりたい。

橙くん、だーいすきっ♡

紫くん、

王様、アレの準備が出来ました。

分かった、この部屋に持ってきてくれるか?

了解です。

結局、アレってなに?

( ˙꒳​˙ )???

人間はヴァンパイアに。

ヴァンパイアは人間に。

なれる装置のことや。

俺は、ずっと、

紫くんが次来た時に、

説明しようとずっと準備しててん。

凄い装置だね!!

じゃあ、橙くんは人間になれるってこと!?

おん。

その通りやで。

じゃあ、ずっと一緒に過ごせるじゃん!!

٩(๑´꒳ `๑و)イエーイ💕💕

う''っ!!

(可愛すぎるやろ///)

あの、王様、持ってきましたけど、

あ、ああ、そこに置いとけ!///

はーい。

王様顔赤いですけど、

大丈夫ですか?ニヤニヤ

分かってんだろ、

聞くな!////

はーい。

橙くん、顔赤いの?

大丈夫?

( ・᷄-・᷅ ).。oO

大丈夫、やで、

そうなの?ならいいけど、

何かあったら言ってね!

俺、いつでも聞くから!!

ありがとう。

ヨシヨシ(。´・ω・)ノ゙

えへへ〜。

王様、始めますよ〜?

すぐ行くから。

橙くん、無事で帰ってきてね?

紫くん、これ死ぬとは

限らんで?

うん、絶対、紫くんの元に帰ってくるから、

紫くんも俺の事、信じて待っててな?

うん!!

俺、大人しく待ってる!!୧⃛՞•ﻌ•՞୨⃛ワンワン

おん、ありがとう。

王様、こちらに。

了解。

数分後

桃くん、まだ終わんないの?

ああ、''永遠に''終わらないよ。

え、?

''永遠''?

どういうこと!?

ちゃんと説明して!!

そのままの意味だよ。

王様はいや、橙は一生、

この装置から出てこない。

正確には、出てこれない。

なんで、

なんでそんなことしたの。

なんでって?

知りたい?

(。_。`)コク

理由は至ってシンプル、

紫くんのことが好きで、

俺のものにしたいと思ったから。

これでいい?

そんなの理由になってない。

は?

そんなくだらない理由で、

俺の大切な人を奪ったの?

最ッ低。

返して、俺の大切な人を返して。

俺はずっと、

橙より前から紫くんのことが好きだった。

だから、橙に取られたとき、

すっごくムカついた。

俺の紫くんなのに。

はぁ?

お前何言ってるん。

紫くんは、

グイッ

( ˙꒳​˙ )???

(´。>ω(•ω•。`)ぎゅー♡

俺のやから。

橙くん〜。

♪((*´꒳`*))スリスリッ

なんで、なんで出て来れてるんだよ?

この装置からは、

どんなに強い人でも

出てこれねぇのに。

そんなの知らねぇよ。

''愛の力''があれば、余裕だよ、

そんなの。

ク、クソがあああああ〜!!

その後桃くんは、

1週間、出禁になった。

クビにしない優しい所、

橙くんらしい。

橙くん、こっちこっち〜!!

ちょ、待ってや紫くん〜。

それから俺たちは、

無事、橙くんも人間になれて、

人間界で幸せに暮らしてます。

橙くん、俺今とっても、

幸せだよ。

俺も♡

紫くん、ずっと一緒やで。

うん!!

ずっと離さんから。

よろしくね。

任せとき!!

この作品はいかがでしたか?

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コメント

1

ユーザー

めっちゃ好きだわ。

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