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朝から最悪だ。 でも一体誰が連れてきてくれたんだろう。
それを聞くために私は立ち上がり 保健室の先生に話しかけた。
保健室の先生
静夏
保健室の先生
静夏
花村さんは、とても笑顔が可愛くて みんなに優しいクラスの中で 1番キラキラしている女の子だ。
静夏
保健室の先生
わたしはお礼を言うために 教室に行った。
すぐにどこにいるか分かった。
花村さんは顔、性格すべてが完璧なのでとても人気のある子だった。
だからきっと、教室の真ん中で 大人数でいる中心にいるに違いない。 そう思った。
私はこのクラスで空気のような存在 なので、その時は話しかけられなかった。
そうしているうちに放課後になった。
先生の手伝いで プリントを何度も運んでいるうちに 帰りが遅くなってしまった。
靴を靴箱から取り出そうとした時、 聞き入ってしまいそうなほど綺麗な ピアノの音が廊下に響いた。
静夏
そう気になり音楽室へ行った。
音楽室を覗くと、
そこには曲とは合わない、 巻き髪の茶髪の女の子。
花村さんがいた。
この曲をずっと聞いていたかったし、 お礼を言わないといけないと思い、 そっと音楽室の椅子に座った。
しばらくすると、 ピアノの音がなりやんだ。
話しかけようと思ったとき、 花村さんから声をかけられた。
紫苑
静夏
静夏
静夏
紫苑
紫苑
静夏
紫苑
紫苑
紫苑
静夏
花村さんはクシャッとした 笑顔で笑った。
紫苑
紫苑
静夏
紫苑
紫苑
紫苑
紫苑
私が小さく相槌をすると 彼女は話を続けた。
紫苑
紫苑
正直、とても意外だった。
彼女は下を向きながら口角を上にあげて言っていたけれど、
実際笑っているようには見えなかった。
静夏
ということしかできなかった私に
紫苑
紫苑
と彼女は言った。
静夏
静夏
静夏
静夏
紫苑
紫苑
静夏
紫苑
もうーと言いながら彼女は笑った。
紫苑
静夏
紫苑
私なんかが彼女を名前で呼んでいいのか分からなかったけど、 彼女の笑顔は全てを許してくれている 気がして、「紫苑」と呼ぶことにした。
紫苑
そう彼女に言われたけど
静夏
と言って屋上に行った。
静夏
静夏
静夏
静夏
静夏
静夏
先輩の手は小さく震えている。
そんなにも自分を知られることが 怖いのだろう。
完全に心を閉ざされている。 そう思った。
静夏
静夏
私は下を向いて屋上から出た。