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一歌と穂波が従業員となってから一週間。 一歌と穂波は出勤のために階段を上がって 万事屋銀ちゃんの元まで行こうとした時だ。 「いい加減家賃払えって言ってんだろうが天パァァァァァァ!」
坂田銀時
お登勢さん
坂田銀時
「バカヤロー!それとこれとは話が別だよ!それにアレ直ぐに壊れたわ!見れなかっただろうがァァァァ!」
坂田銀時
望月穂波
星乃一歌
一歌と穂波はそれを見てやれやれとため息を吐く。
銀時が言い合っている相手は下にある店『スナックお登勢』の店主であるお登勢であり万事屋銀ちゃんに部屋を貸している人だ。
入社してから数日後にこの光景を見たのだ。 咲希がたまに宣伝して客を集めているらしい。 一歌はため息を吐きながら上り2人の前に出る。
星乃一歌
望月穂波
坂田銀時
お登勢さん
望月穂波
星乃一歌
坂田銀時
望月穂波
そう言って一歌と穂波が中に入った後も、 後ろから言い合う言葉が聞こえてきた。 最終的には銀時の叫び声が聞こえてきた 辺り、投げ飛ばされたのだろうかと そして居間の方へと行くとジャ○プを読んでいる咲希がいた。
一歌穂波「おはよう!」
天馬咲希
咲希は2人の声に反応してジャ○プから視線を外す。 そして立ち上がると嬉しそうに近づく。 やはり同年代の子と一緒に働くのは 楽しいのだろう。
天馬咲希
星乃一歌
望月穂波
天馬咲希
咲希はそう言って椅子に座り、それに続く様に2人も座り咲希と話で 盛り上がるのだった。
その頃外では銀時は投げ飛ばされた事に よって地面からダイブしてしまいそのまま倒れていた。 銀時は立ち上がると、頭を掻いて溜息を吐く。
坂田銀時
そう言いながら万事屋に戻ろうとした時だった。 誰かが背中にぶつかり、銀時は反応して振り返る。 そこにはグレーの髪で短髪の少女だ。 大体、咲希、一歌や穂波と同い年くらいだろう。 「あ、す、すみません。それじゃ」 そう言って走り出そうとした少女はバランスを崩し、前のめりに倒れようとする。 少女は倒れそうになるが、その前に銀時が受けとめる。 少女は受け止めてくれた銀時を見てから疲れ果てたのか、そのまま眠ってしまう。
坂田銀時
放置しないという辺りは銀時の優しさだろう。 銀時はため息をを吐くと少女を抱え上げて、階段を上がる。
坂田銀時
そう言って銀時は万事屋の中へと入っていく。 それと同時に外に数人の男たちが現れる。 「いたか!」 「いや、いない!探せ!どこかにいるハズだ!」 そう言って走り去っていく。 銀時はそのまま居間の扉を開いて中へ入る。
天馬咲希
星乃一歌
望月穂波
坂田銀時
一歌と穂波の信じられないという視線に銀時はすぐに弁解する。 少女は「うっ…」と短くうなっており汗をかいている。
坂田銀時
天馬咲希
星乃一歌
そう言って3人は行動に移るのだった。
万事屋の部屋の一室。 そこで銀時に抱えられていた少女が眠っていた。 一歌が少女の頬に乗せているタオルを湿らそうと水を入れた桶をもって入ってきた所だった。 「うっ……え?」
望月穂波
「!」
望月穂波
少女は穂波に気が付くと素早く後ろに回り込んで腕を首に回す。 その素早い動きに穂波は反応できず、捕まってしまう。 穂波の悲鳴を聞いた銀時と咲希と一歌がふすまを開けて駆けつける。
坂田銀時
「!貴方はあの時ぶつかった人…それじゃここは?」
坂田銀時
少女はそれに頷くと穂波を解放する。 さっきの真剣な雰囲気から落ち着いた様な雰囲気になる。 何故かクールな少女。
天馬咲希
日野森志歩
坂田銀時
望月穂波
星乃一歌
少女…志歩は銀時たちを見ながら名乗る。 そして銀時はとある物を取り出す。
坂田銀時
日野森志歩
天馬咲希
日野森志歩
志歩は咲希の言葉に答えるように言う。
望月穂波
日野森志歩
星乃一歌
天馬咲希
4人はそんな話で盛り上がっていた。 銀時は志歩に近づくと志歩はそれに気付いて銀時を見る。
坂田銀時
日野森志歩
坂田銀時
日野森志歩
志歩の言葉に銀時は頷き、志歩は銀時から咲希、一歌、穂波を見る。 2人は笑顔で頷き相談に乗ると言った感じである。
坂田銀時
天馬咲希
坂田銀時
星乃一歌
4人の言い合いを見て志歩は反応する。
日野森志歩
天馬咲希
坂田銀時
天馬咲希
咲希の最後の小声で言った事に銀時は聞いてみるが笑顔で首振って否定する。
坂田銀時
日野森志歩
坂田銀時
日野森志歩
星乃一歌
望月穂波
日野森志歩
志歩は頭を掻き回していた。 だが、そんな志歩の手を一歌が握る。
星乃一歌
日野森志歩
すると銀時が志歩の頭にポンッと置きそれに志歩は反応する。
坂田銀時
天馬咲希
望月穂波
日野森志歩
志歩が聞き返すと4人は頷く。 居場所が作られていく様な感覚に志歩は嬉しく感じたのが涙が溢れだす。 こんなに優しくしてもらったのが嬉しいからだ。
日野森志歩
坂田銀時
天馬咲希
望月穂波
4人が立ち上がったと同時に銀時がピクッと反応する。
坂田銀時
さすが歴戦の侍と言うべきか。 気配に気づいたようだ。 それと同時に一歌は気付く。 屋根裏から志歩を捕まえようとする忍者がいるのだ。
望月穂波
日野森志歩
穂波は木刀を振るい忍者を吹き飛ばす。 それに志歩は驚き、それを合図に玄関から蹴破やれる音が聞こえ、一瞬に忍者達が押し寄せてきて包囲されてしまう。 素早いのが忍者の特徴だ。 侍が力なら忍者は技である。 銀時たちは木刀を持ちながら歩いて現れた人物を見る。 それは男女の2人で女の人は志歩にどこか似ている。
日野森志歩
日野森雫
「彩探したぞ。さぁうちに帰るぞ! お前にはやってもらう任務があるからな」 銀時たちは志歩の言葉に反応して 2人を見る。 父親の方は志歩を連れ戻そうと言ってくる。 母親と雫の方はどうすればいいのかと言う顔をしている。
日野森志歩
「何を言っている!我が一家は代々忍の一族!その家に生まれてきたからには忍になるのが定めだ!」
日野森志歩
「聞く気はない!さぁ、帰るぞ!」 そう言って志歩の腕を掴む父親。 それに抵抗して、志歩の腕を振り解こうとする。
日野森志歩
「ええい!言う事を聞かないのか!この!」 父親は腕を振り上げ打とうとした時だった。 誰かが腕を掴んで止める。 見てみるとそれは銀時であり、銀時は不適な笑みを浮かべながら父親を見た。
坂田銀時
「…誰だ、お前は?」
坂田銀時
「侍か」
銀時と父親は睨み合いその他は身構えている。
坂田銀時
「黙れ、それに誰がお父さんだ。お前に呼ばれる筋合いはない」
坂田銀時
「なっ!な、ない!我が子に限ってそんな事は!」
坂田銀時
「な、ないもん!ウチの娘に限ってないもん!」
坂田銀時
銀時と父親の光景に咲希以外はぽかーんとしてしまう。
天馬咲希
と言っている。 そして周りの反応に気付いた父親はゴホンと咳払いをする。 「ま、まぁ。とりあえずそういう定めなのだから」
坂田銀時
「何…?」
坂田銀時
そう言って志歩の母へと視線を向ける。 志歩の母親はそれに気付いたのか頭をさげる。 そして銀時は彩を見ると志歩の頭を手にポンと置く。
坂田銀時
日野森志歩
志歩は頷くとさっきよりも力強く父親を見る。 父親は反応する。
日野森志歩
「もういい…」
日野森志歩
「わかった…。お前の決意は…。なら自由にすればいい!だが覚えておけ。お前は家に帰ってくる事は許さない」
日野森志歩
「縁は切らないでおく…。戻ってきた時のためにな。だから…元気にやるんだぞ、志歩」 それだけ言うと歩きだし、忍達を連れて出ていく。 残った母親は彩を見る。 「辛くなったら…いつでも帰ってきなさい」
日野森志歩
日野森雫
坂田銀時
銀時はそれに頷く。まるでウチで働くのを知っているかの様に。 「それではお邪魔しました」 そう言うと母親の方も出ていき銀時たちは木刀をしまう。 笑顔で振り返り、銀時達を見る。
日野森志歩
坂田銀時
天馬咲希
望月穂波
日野森志歩
志歩はそう言いながら頬を少し赤くしながら銀時をチラチラと見ている。
坂田銀時
日野森志歩
そう言うのだった。 こうして新たにもう一人万事屋のメンバーに加わったのだ。
第2話の登場人物
天馬咲希 万事屋の副オーナーで木刀に刻まれているのは『希望』 坂田銀時 万事屋のオーナー 銀色の天然パーマだが木刀に刻まれているのは『洞爺湖』 望月穂波・星乃一歌 一番最初に依頼をした。2人に助けたおかげで万事屋銀ちゃんに働く事になる。 木刀には『望み』と『歌姫』 日野森志歩 2番目に依頼をした。父親の反対を受け、この万事屋にやって来て家出をした。 家は忍の一族の娘。 万事屋銀ちゃんに居候することに。 武器は手裏剣、鉈。