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志歩が仲間になってから数日後…。 銀時たちは依頼を終えて、万事屋へと帰っていた。
坂田銀時
天馬咲希
日野森志歩
咲希が笑顔で言うと志歩も笑顔で言う。 お登勢さんは何かと咲希が気に入ってる様子で孫のように面倒を見ているのだ。 そのため何かとよくしてもらっている。 というより、銀時以外には優しい。
望月穂波
星乃一歌
坂田銀時
星乃一歌
坂田銀時
一歌と穂波の言葉に銀時は引きつる。 言い返さないのでそうなっているのだ。
坂田銀時
そう言って歩いているとあるものが目に入る。
「みのり!みのり!しっかりして」 「うぅ…お腹すいたよぉ…」 「ど、どうしよう…だれか助けてください!!」 何か行き倒れそうになっているオレンジの髪色をしている少女と青髪のショートカットでどこか護ってあげたいと思える様な少女だ。青髪の少女と薄黄緑色の少女は番傘を持っており、オレンジ色の髪を下ろしている少女とピンク色の髪色少女には猫との尻尾がある。 咲希は同い年と1つ年上だろうかと思う。 銀時はそれを見て黙り込む。 厄介ごとのニオイだと。 その時銀時と青髪の少女の目が合う。
坂田銀時
銀時はそれに冷や汗をダラダラと流し始めた。 涙目でこちらを見てきているのだからそうだろうか。 だが困ってる人を見逃せないのが万事屋に入るのだ。
天馬咲希
星乃一歌
望月穂波
日野森志歩
坂田銀時
坂田銀時
坂田銀時
「あ、そ、その…それは」 「お腹すいたぁ…。もう何日も食べてない…」
坂田銀時
銀時は思わず叫んでしまう。
天馬咲希
「お、お金がなくて…。地球に来たのはいいんだけど、来るためにお金を使い果たしちゃって…」
坂田銀時
銀時の言葉に4人の少女は弱少し頷く。 どうしたものかと考えると、咲希が何かを思い付く。
天馬咲希
日野森志歩
星乃一歌
望月穂波
坂田銀時
「え?そんな!初対面の人にそこまで…」
坂田銀時
桐谷遥
桃井愛莉
日野森雫
日野森志歩
天馬咲希
星乃一歌
望月穂波
日野森志歩
5人が笑顔で自己紹介すると、少女…遥も笑顔で軽くお辞儀する。 とりあえずオレンジ髪の少女みのりは立ち上がれそうになさそうである。愛雫も同じである
坂田銀時
遥愛莉『あ、そ、それは任せてください!』
星乃一歌
桃井愛莉
そう言った瞬間遥と愛莉はみのりと雫を軽々と持ち上げたのだ。
それに咲希達は驚愕するが銀時はやっぱりなという感じである。
坂田銀時
桐谷遥
望月穂波
星乃一歌
坂田銀時
銀時は苦笑いを浮かべる。 そして遥と愛莉は暗い表情をする。
桐谷遥
天馬咲希
咲希の言葉に2人は目が点になる。 今までの夜兎と言うだけで恐れてきた。 みのりと雫と出会うまでは孤独でもあったのだ。 それに驚くしかないのだ。 すると銀時は遥と愛莉の頭に手をポンと置いた。
坂田銀時
天馬咲希
星乃一歌
望月穂波
日野森志歩
坂田銀時
そう言って銀時たちは歩きだし遥達も2人を抱えてその後を追うのだった。 ファミレスに入ってから30分後… 銀時たちはとあるものをみて唖然としていた。 それは2人が次々と白米を食べていってるのと2人が今までの分補う様に次々と 食べている事だ。 さすがの店員も行ったりきたりの繰り返しだ。
花里みのり
日野森雫
桐谷遥
桃井愛莉
坂田銀時
星乃一歌
望月穂波
まるで明○のジョ○の如く、真っ白になった銀時。 その時銀時は思っていた!
今日もらった給料がパーだと。 それを咲希はニコニコと見ていた。
天馬咲希
雫みのり『今まで食べていなかったからね!優しい人たちに出会ってラッキーにゃ!やっぱり地球人はいい人にゃ!』
坂田銀時
花里みのり
坂田銀時
日野森志歩
志歩が言うと銀時は座って頭を両手で包むように机に突っ伏してしまう。 金がぁ、と呟いている銀時に志歩は御愁傷様と思うのだった。
桐谷遥
坂田銀時
桃井愛莉
その言葉に銀時は灰になりそうなほど真っ白になる。
穂波はそれを見て「銀さァァァァァん!」と叫んでいる。 一歌は苦笑いを浮かべ、咲希と志歩は変わらず微笑んでる。 そしてしばらくしてからやっと食べ終え銀時は会計をしている。 銀時を見てからとうとう灰になったのは言うまでもない。 そして銀時は項垂れながら歩いておりみのりは志歩たちと話している。
日野森雫
天馬咲希
花里みのり
日野森雫
坂田銀時
銀時は知っているのかそう呟く。 人の姿をしているが猫の尻尾を持つ種族だ。 意外な組み合わせでいるものだなと考える銀時。
遥は項垂れている銀時の隣を歩いている。
桐谷遥
坂田銀時
桃井愛莉
坂田銀時
銀時は微笑んでいると遥と愛莉もつられて笑みを浮かべる。 その時だった。 銀時たちの前にアフロヘアーみたいな男が複数の男を連れて現れる。
見た感じ、どこかのヤクザだろうか。 「アレ?そろそろ行き倒れてる頃かと思っていたんだが」
花里みのり
坂田銀時
「違ェよ!俺たちに用があるのはそこの番傘…夜兎族の嬢ちゃんなんだよ」
遥愛莉『.......』
男はニヤニヤとしながら遥と愛莉に近づく。 「こいつは夜兎だからな。ウチに引きこもればかりなりの戦力になる。使えるもんなんだと思ってそこにいる猫尻尾の嬢ちゃんにも邪魔されるし、金がねぇ様だから行き倒れてるのを待ってたんだが」
花里みのり
坂田銀時
みのりは胸を張りながら言うが銀時は思わず叫んでしまう。 遥と愛莉は首を横に振りながら一歩下がる。
桐谷遥
桃井愛莉
「オイオイ、嘘つくなよ。お前は夜兎だぞ?戦闘民族である夜兎が嫌うハズねぇだろうが」
遥愛莉『…』 「何も言い返せない辺り、血に逆らえないって事か?」
桃井愛莉
日野森雫
みのりと雫は忍者の志歩に匹敵するであろうスピードで移動する愛莉と遥の前に立つ。 まるで護る様に。 それに男はイラッと来たのか、連れてきた奴等を見る。 「そうか。ならいい。ここで死ね…!」 そう言うと男たちが武器を取り出す。 それにみのりと遥と愛莉と雫は身構える。 そして男は4人を見るとニヤッと笑う。 「他に渡ったら厄介だからな。ここで死んでもr!」 「オイ」 「ぶべっ!?」 男が笑いながら言っているのと銀時が男の顔をわしづかみする。 その顔が死んだ魚の様な目ではなく鋭い目付きになっている。
坂田銀時
「お、お前!そいつは夜兎だぞ…!?化け物なんだぞ」
遥愛莉『ッ!』
坂田銀時
遥愛莉『銀時....!』
坂田銀時
4人は銀時の言葉が嬉しく思えた。 それと思った。 この人たちと出会えてよかったと…。 「クソ!お前らやっちまえ!」 そう言った瞬間他のヤクザたちが動き出し銀時たちの方へと向かってくる。 そして他が襲いかかろうとした瞬間だった。
天馬咲希
咲希が現れ、木刀を素早く振るう。 その瞬間数人が倒れて気絶する。
天馬咲希
「この!」
一歌穂波『やらせないよ!/やらせません!』
「ぐあ!?」 咲希に殴りかかろうとした一人を一歌と穂波が木刀で吹き飛ばす。 志歩は軽く飛翔すると、次々と手裏剣を投げてそれが足に刺さっていって動けない様にしていく。 銀時は木刀を握ると走り出し一振りで数人吹き飛ばす。
坂田銀時
「あの男!かなり強いぞ!」 「お、女ども強いぞ!?」 ヤクザたちはそれにより怯え始め逃げ出す者までいる始末である。 「クソがァァァ!死ねェェェ!」
坂田銀時
銀時はすぐに防ぐ体制に入ろうとしたとき、誰かが隣を通り過ぎていく。 それはみのりであり、雫は銃を蹴り上げて、吹き飛ばすそれに男は驚くと同じに飛躍した遥と愛莉が拳を握って急降下してきていた。
桐谷遥
「や、やめ!」
桃井愛莉
遥と愛莉が拳を叩き込むと男は軽く地面にめり込み軽くヒビも出来ており、白目を向いて気絶する。 遥と愛莉は立ち上がると、銀時達を見る。
花里みのり
桐谷遥
遥は照れたようすに頬を軽く掻く。 銀時達はそれを見て木刀や手裏剣をしまう。 とりあえず一件落着と言うだろうか。 そして4人で何かを話している。
坂田銀時
天馬咲希
星乃一歌
望月穂波
日野森志歩
そして言って歩き出そうとした5人に近づいてくるみのり達
花里みのり
坂田銀時
そのまま歩き出そうとする銀時にみのりは先回りして通せんぼする。 やっぱ素早いなと思う銀時。
坂田銀時
花里みのり
坂田銀時
志歩穂波一歌『移った!?』
銀時がとうとう『にゃ』と言い出したのに3人はつっこんでしまう。
日野森雫
桐谷遥
坂田銀時
銀時はそれを聞いて思わず叫んでしまう。
日野森雫
坂田銀時
日野森雫
坂田銀時
遥は笑顔で言っており雫は頬を赤くしながら頼み込む。 銀時はこの4人を住み込みで雇った後を考える。
赤字が余計に大赤字となりお登勢にボロボロにされる未来しか見えないのだ。 それにより銀時は冷や汗がダラダラと出てくる。
坂田銀時
天馬咲希
花里みのり
桐谷遥
桃井愛莉
日野森雫
坂田銀時
悲しきかな銀さん。 志歩は咲希の部屋で寝ているのだ。銀時は男のため一緒の部屋はダメだ。 だが4人はそれでもいいと言っている。
桐谷遥
花里みのり
みのりが潤んだ目で見てきており遥も頼み込んでいる。 みのりので銀時の心に何かが突き刺さる。 罪悪感と言うものだが…
坂田銀時
花里みのり
桐谷遥
桃井愛莉
日野森雫
銀時は折れながら考える。 『生活は大丈夫かなと…。』 そして帰ってから晩御飯の時みのりと雫は食べる量が常人と同じだったが、遥と愛莉は白いご飯をいっぱい食べていたのは言うまでもない。
第4話の登場人物 花里みのり・日野森雫 猫尾族。猫の尻尾がついている。 桐谷遥・桃井愛莉 夜兎族。 太陽を避けるためにいつも番傘を持っている