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るなたん🌃👑
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ᐕ)ノ
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コメント
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みぅです🤍🥀 第2話、読み終えました。夏の湿った空気と廃駅の静けさが、じわじわと肌に染みるようでした。 悟の飄々とした口調の裏にうっすらと過去の記憶が重なる描写、特に「傑〜」って呼びかけるあのリフレインが、今の孤独をより深く見せてていいなと思いました。神隠しの設定も、ただの怖い話じゃなくて“懐かしさのある呪い”って表現がとても好きです。 次、列車の中はどうなってるんだろう…続きが気になります🌙
その夏は、酷く蒸し暑かった。
セミの鳴き声が耳を劈く中、僕はいつも通り 任務や仕事に明け暮れていた。
世間のみならず高専も夏休みに入っている。 生徒たちを羨みながらも、彼らの青春を奪わないように、できるだけ任務を請け負っていた。
そして今日も任務へ……
悟
用意させた季節限定のスイーツを食べながら、 運転をする彼に訊ねる。
伊地知
伊地知
悟
伊地知
伊地知
伊地知
悟
悟
悟
伊地知
伊地知は呆れたようにそういいつつ、 悟の機嫌を損ねないように努める。
悟
伊地知
伊地知
伊地知
悟
悟
伊地知
伊地知はおもむろにポケットを漁ると、 スマホを取りだして片手でパスワードを解き、悟に手渡した。
再生ボタンを押す。 すると二人の男性が列車に乗る映像が映り、カメラの後ろからは撮影者であろう声が聞こえてくる。
しばらく列車の外観や連れ二人の映像が流れたが、ふと扉が閉まるとゆっくりと列車が目の前から消えていった。 撮影者の「は!?」という声が耳に鮮明に入る。
悟
伊地知
悟
悟
動画を止めて画面を暗くすると、 悟はスマホを指の間に挟んで弄び始める。
どうせすぐに終わる…… そんな拍子抜けした気持ちを抱きながら。
それからしばらく車に揺られて 悟は山奥の道の途中で車を降りた。
立ち入り禁止のバリケードがあるが、肝試しをした非術師達のせいか、人が通れるくらいの隙間ができている。
悟
悟
伊地知
伊地知
悟
バリケードの門の隙間を通って、 背を向けながら軽く手を振る。
悟
伊地知
軽くお辞儀をして伊地知は悟を見送った。
悟
悟
悟
[神隠し] 人がなんの前触れもなく忽然と姿を消す現象。 消える場所は神域及び山や森、時には街や里も含まれる。 古来より山の神や妖怪、鬼、天狗の仕業と言われ、それ故に「天狗隠し」とも呼ばれている。
基本依り代や信仰のある岩が隠世と現世の端境と言われており、禍福の神霊が簡単に行き来出来ないように、注連縄などが結界の役割を担う。後にその場所は「禁足地」として認定される。
悟
悟
悟
悟
悟の視界に入ったのは、 木漏れ日に照らされた廃駅。
ところどころボロボロで、 線路も整備されておらず草が生い茂っている。
悟
悟
後頭部を軽く掻きながら悟は椅子に座り込む。 これも年季が入っていて、座った瞬間ギィ……と音が鳴る。
悟
悟
そうして悟はしばらくの間、 廃れた駅で古びた椅子に腰を下ろし、その時が来るのを待ちわびた。
数十分後……
悟
悟
悟
軽くジャケットのファスナーを下ろし、 シャツの胸元をパタパタとして風を入れ込む。
悟
悟
「傑〜、なんか飲みもんない?」
「悟、君用意してなかったのか?」
悟
傑(高専)
悟(高専)
傑(高専)
傑はそう言ってスクバから水のペットボトルを取り出す。悟はそれをひったくるように受け取り、一気に口に流し込む。
悟(高専)
傑(高専)
傑(高専)
悟(高専)
言われるがままに口を開ける。 コロン……と入ってきた飴を舐めると、口の中に塩味が広がる。
悟(高専)
傑(高専)
悟(高専)
傑(高専)
軽く眉をひそめつつ、傑は もう1つ塩飴を取り出して口に放り込む。
悟(高専)
傑(高専)
悟(高専)
傑(高専)
悟(高専)
悟
悟
悟
背中が反れるくらい背もたれに深く腰掛けて、セミの鳴き声と風の音に耳を傾ける。
ガタン……ゴトン……
悟
ふと耳に入ってきたその音に意識が向く。 顔をあげると右方向から線路を伝ってひとつの列車がやってきた。
さらに廃れていたはずの駅が、嘘のように綺麗になっていた。
悟
列車は悟の目の前で止まり、 プシューと音を立てて扉がゆっくりと開いた。
列車内から漏れ出たのは涼しい風と古びた木の匂い、そして禍々しくもどこか懐かしさのある呪いの気配だった。
To be continuous……