冷たい君が僕に恋に落ちるまで

注意 青黄 本人様には一切関係ありません あと今回は黄くんでてこないです… 次回は沢山登場させます

家に帰ってきて 疲れが一気に抜けていく

いつもならめんどくさい学校 だけど今は学校に行って君に

会いたいとすら感じてしまう

恋なんてした事なかったから こんな気持ちになるのは初めて

頬が赤くなっていくのを感じた

僕の頭は君の顔だらけだよ

リビングへ行くと 美味しそうな唐揚げに 褒めてほしそうなお母さんがいた

あまりにもわかりやすい 表情なのですぐに分かってしまう

ﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞ

僕の食べる様子を見て 満足したのか母さんも 食べ始める

そんな急な質問に驚きながらも 普通に答える

体温が上がっていくのが分かった

なぜみんなそんなに図星を当てるのか

僕には分からないままだ

夜食が終わって 風呂にも入り 学校の準備も終わった僕

寝る時間なのに 黄くんの事を考えたら

なかなか寝る気にならなくて 明日も話せたらいいなと

そんな期待を抱き 僕は目を閉じた

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

単純なうるさい音が繰り返され 僕は今日もアラームに起こされた

目を擦りながらアラームを止め 制服に着替える

いつもなら二度寝をするけれど 今日は早く学校に行きたい気分だ

僕の家は朝は洋食派なので 食パンにサラダにウインナー

健康的な朝ごはんが用意されていた

軽めの朝ごはんなので 早めに食べ終わり さっそく玄関へ向かう

そう言いドアを閉める

いつも遅刻ギリギリなので きっちり起きて学校へ行くのは 何ヶ月ぶりぐらいだ

不思議な気持ちになりながら 歩いていると

そんなことを話しながら 桃くんと学校へ向かった

みんな おはー/おはよー

…………………

え！？

一斉にここにいるみんなが 声をあげて驚き視線をこちらへやり 陸上部並の足の速さでこちらへ来る

そういい嵐が過ぎ去ったかのように みんな解散していった

そういえば黄くん

黄くんを馬鹿にされてるみたいで 悔しくなりながら 僕はその場を過ぎ去った

準備が終わり黄くんが来ないまま 先生がやってきた

みんなぞろぞろと自分の机に戻っていく

昨日までの楽しみがその一言で バラバラになった

昨日からずっと君の事しか考えてなかったから以外とショックは大きかった

今日もつまらない1日か

そんなことを考えていると

めんどくさいな

ホームルームが終わり親友がこっちへやってくる

まるで猫の目の用に 僕を疑わしく見てくる

そんな疑問を口にすると 君は分かったかのように口を開く

なんでなんだ

みんな図星を当てる 僕ってそんなにわかりやすい？