何の変哲もない
つまらない人生だった
ーピピピピピー
奈緒
毎日決まった時間に起きる
奈緒
母
その後に、なんとなく挨拶をして
母
奈緒
なんとなくご飯を食べて
奈緒
母
奈緒
母
なんとなく学校に行く
なにか特別幸せなわけでも
ーガラガラー
友達
奈緒
かといって虐められているわけでも
友達
人間関係が終わってるわけでも
奈緒
悲劇のヒロインのように辛くて仕方がない訳でもない
ただ、
奈緒
自分がいても居なくても何かが変わるとは思わないだけだ
キーンコーンカーンコーン
奈緒
奈緒
友達なんて私以外にもいるだろうし
友達
友達
そもそも、私である必要も無い
奈緒
だって、たまたま学校が同じだったから仲良くなっただけで
出会わなくっても同じような生活を送れた
奈緒
たったったっ…
男の子がボールを追いかけて道路へと飛び出す
奈緒
でも、この子を助けるのって
私にしかできないのかな?
奈緒
きっと誰か他の人がいる
奈緒
私しか、いないの、?
ダッ…!
奈緒
男の子を抱えた瞬間 視界は、大型のトラックを捉えるので精一杯だった。
奈緒
体は動かせないのに目の前のトラックだけがスローモーションのようにゆっくりと見える。
奈緒
退屈で仕方なかったからか
なんだか思っていたよりも
奈緒
ーキキーーーーーーー!!ー
ードンッー
体が痛い
誰かの声が聞こえる
きっとさっき、男の子を助けようと走っていた人だ
体が段々と熱を帯びてくる
熱い、
アスファルトで火傷でもしたのかな
奈緒
奈緒
フワッ
体が持ち上がるのを感じる
奈緒
そこで、なんとかつなぎとめていた意識が途切れる
奈緒
重い瞼を開けばそこは木造の建物の中であった
奈緒
???
???
奈緒
???
乱太郎
奈緒
???
???
伊作
伊作
奈緒
伊作
奈緒
伊作
奈緒
伊作
奈緒
伊作
ーガラガラー
???
???
伊作
伊作
奈緒
土井先生
土井先生
土井先生
伊作
奈緒
奈緒
土井先生
乱太郎
奈緒
乱太郎
奈緒
伊作
奈緒
奈緒
伊作
乱太郎
伊作
奈緒
奈緒
伊作
奈緒
コメント
1件
書いてる人が本当に最近忍たまを推し始めたにわかなので違和感があったらすぐ言ってください!!!!! 解像度をあげるためによろしくお願いします!!!