お祭りから帰ってきて、 浴衣を脱いで、部屋着に着替えて。 でも、元貴の表情はまだどこか落ち着かなくて
ソファに並んで座るけど、 滉斗の方にぴとって寄りかかって、離れない。
若井滉斗
大森元貴
若井滉斗
その言葉に、元貴の指先がそっと滉斗の服をつまむ。
大森元貴
若井滉斗
大森元貴
ぎゅっと抱きしめられて、 元貴は滉斗の胸に顔をうずめた
大森元貴
若井滉斗
ふたりきりの静かな部屋に、 時計の音と、心臓の音だけが響いてる。
大森元貴
若井滉斗
大森元貴
大森元貴
若井滉斗
滉斗の手が、元貴の髪をやさしく撫でる。 子どもみたいに、甘える元貴を包むように
大森元貴
若井滉斗
大森元貴
目を閉じると、滉斗の声だけが聞こえる。 やさしいぬくもりと、落ち着く香り
世界でいちばん安心する場所
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