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朝
目が覚めた元貴は、ふと気づく。 滉斗の腕が、自分の身体に回されたまま。
昨夜——怖くて、心細くて、 赤ちゃんみたいに甘えて泣きそうになって、「抱っこして」「もっとくっついてて」って言って——
大森元貴
若井滉斗
大森元貴
滉斗は、にやにやしながら目を開けて、 そのまま元貴の肩にぴとっと額をくっつける
若井滉斗
若井滉斗
大森元貴
大森元貴
若井滉斗
大森元貴
元貴は顔真っ赤にしながら、 枕を引っ掴んで滉斗にバシッ!!
大森元貴
若井滉斗
大森元貴
大森元貴
そのままバタバタもみくちゃになりながら、 元貴が布団に潜ろうとすると——
滉斗が、ふっと真剣な顔になって、 ぐいっと元貴を腕の中に引き戻した。
若井滉斗
大森元貴
滉斗が、優しく頭を撫でる。
若井滉斗
元貴は、ちょっとだけうつむいてから—— ぽつん、と呟くように
大森元貴
若井滉斗
そのまま、滉斗はしっかりと元貴を抱きしめる。 ゆっくり、やさしく、まるで心まで包むみたいに。
大森元貴
若井滉斗
大森元貴