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ああ
私、いつからこうなったんだろう
もう、全部、ぐちゃぐちゃ。
今日あった事が全て嘘なら どれほど良かっただろうか。
でも
過去に戻る事など不可能だ。
この物語の主人公が私なら
物語のように時間が戻ってハッピーエンドで終わるのだろう。
だけど、そんな風には終わる事は出来ない。
私は、ハッピーエンドが用意された シュジンコウ 彼女等 とは違い、ただの物語を引き立たせる
脇役でしかないのだからー…。
でも、ここで、終われない。
私は、脇役でも、
自力で私にとってのハッピーエンドをつかんでみせるー…。
かりな
クラスメート
クラスメート
かりな
クラスメート
クラスメート
かりな
思わず、声がでた。
先輩は、私が思いをよせてる人だ。
一ヶ月以上前、告白して、返事はこない。
ー…振ら…れ…た?
まだ、何も聞いてない。
私は、悟った。
ー…例えるなら、私は、主人公達が幸せに なるためにはいらない存在の、脇役だと。
願わくば、別れて欲しい。 そして、私が主人公になりたい。
私にとってのハッピーエンドが訪れる、主人公にー…
ー…でも、無理だ。
神様は、主人公じゃない私を救っては、くれない。
ならば、自力で幸せをつかんでみるか?
答えは決まっている。
かりな
かりな
午後8時、インターホンが鳴り響く。
かいと
かりな
かいと
かりな
かいと
かりな
かりな
かいと
かりな
かりな
かいと
かいと
かりな
かいと
かいと
かいと
かりな
これは、私だけが幸せになれる、 私が主人公の、物語。