TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

Liku/流輝

それじゃあ、この部屋に
入ってね。

Mai/まぃ

…えっ?

Liku/流輝

……早く。

Mai/まぃ

はい…(嫌な予感…)

私が、案内された部屋は

薄暗く、鎖がある小さな部屋。

Mai/まぃ

(トラウマが蘇りそう…)

私には、少し前 トラウマがある出来事を体験してしまった。

今は語りたくない過去だけど。

Mai/まぃ

ここは…っ…。

Liku/流輝

君が暮らす部屋。

Mai/まぃ

(やっぱりか…)

Liku/流輝

ここで、大人しく暮らして
いたら、部屋を移動する。

Mai/まぃ

…分かった。

Liku/流輝

僕も、監視してるから
怪しい行動はしないでね。

Mai/まぃ

…うん。

最初、まず気になる場所と いえば…

Mai/まぃ

Mai/まぃ

…私の左足に
付いているこの鎖…

Mai/まぃ

…繋ぎ方がおかしいよね…

Mai/まぃ

…ちょっと直そうかな。

鎖の音が、静かな暗闇の 部屋の中に響く。

Mai/まぃ

Mai/まぃ

…よし、直った。

Mai/まぃ

(…これで、大分
楽になったかも…)

Liku/流輝

あれから、私が誘拐されて 3日が立った。

Liku/流輝

Maiちゃん、おはよう。

Mai/まぃ

…お、おはよ…。

Liku/流輝

この3日間、抵抗してない
から部屋を移動しようか。

Mai/まぃ

…!

意外と早く、部屋移動できた。

Mai/まぃ

…わぁ、ふかふかな布団だぁ…

Liku/流輝

…ふふふっ。

Liku/流輝

…可愛いね。

Likuという男の人は、 私を別の部屋に連れていった。

…そして、私の顔を触る。

Mai/まぃ

…え…っ。

Liku/流輝

…ほら、抵抗しないで。

Mai/まぃ

い、いやだ…っ…。

いつの間にか、持ってきていたのか分からない鎖を 持っていた。

お約束通り、左足に 鎖をベットに繋ぐ。

鎖の長さは、先の程の部屋の時より、長く動きづらい。

Mai/まぃ

(よいしょっ…)

Liku/流輝

じーっ…

Mai/まぃ

…!?

Mai/まぃ

な、なんでこっちを
見てる…の?

Liku/流輝

…君が可愛いから
いけないんだよ。

Mai/まぃ

ち、違う…っ…。

Liku/流輝

違わないよ。

彼が目に届かない所まで 足を引きずる。

その時だった。

シュルルルッ

右足だけで支えていた せいか、右足に体力の限界が 来ていて、躓いてしまったのだ。

Mai/まぃ

いててっ…

Liku/流輝

…ふふっ。

Liku/流輝

(それにしても可愛いなぁ…
この子を誘拐して、
本当に良かった。)

Mai/まぃ

痛い痛い…

私は、左足に鎖が 思いっきり嵌り、悲鳴をあげる。

Liku/流輝

彼は、部屋にある時計を 見て言う。

Liku/流輝

…あ、もうこんな時間か。

Liku/流輝

僕が帰ってくるまで、
これを咥えててね。

彼が手にしていたのは、 黒くて丸いもの。

Mai/まぃ

な、なにこれ…?

彼は無理矢理、私の口に その黒く丸い物体を 口の中に入れる。

Mai/まぃ

Mai/まぃ

…ん、んっ…!

Liku/流輝

ふふふっ、必死に足掻いてる。

Liku/流輝

いくら抵抗しても
無駄なのに…ね。

Mai/まぃ

ん…(…え?)

Liku/流輝

それじゃあ、僕学校に
行ってくるから

Liku/流輝

大人しく待っていてね。

Mai/まぃ

…ん…っ、んっ…っ。

Liku/流輝

Liku/流輝

僕の可愛い子猫ちゃん。

ネットで出会った人は…

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

101

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚