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ふわぁ〜…

(今日もいい天気だな〜)

今日も僕は呑気に過ごしていた

窓の外を見ていると、 クラスメイトが虐められている ところを見かけた。

(って、誰かいる、?)

(あれってもしかして…)

タタタッ…

助けてあげなきゃ…

はぁ、はぁ…

大丈夫?赤くん…

…え、?

赤くんはボロボロな状態で、 倒れていた。

ボロボロじゃん…

さっき、モブくんにされてたよね?

守れなくてごめんね。

もう少し早く気づけば助けられたのに

う、ううんッ、

こ、青さんは何も悪くないですッ

赤くんは僕に心配させないように したのか、無理に笑っていた

俺は慣れてるので大丈夫ですッ

僕はびっくりした

いつもされていたのに、 僕は気づけなかった

こんなボロボロになってるのに 我慢していたんだ…

いつもされてたの?

…あ

そうなの?

僕は咄嗟に聞いてしまった

コクッ…

で、でもッ…

心配かけたくないし…!

…。

やっぱり君は僕に心配かけたくなくて 我慢していた

赤くんは本当は心の中で
SOSを出してる。

僕には分かるよ

なん…で、

だって、こんなにボロボロで
泣き崩れてるんだもん。

僕は思ってることを 口に出した。

赤くんは大丈夫だと思うけど、
僕が大丈夫じゃない。

赤くんが傷ついてるのに
見放しておけないじゃん

…!

バッ

僕は腕を広げる

おいで

泣いていいよ

…!

僕は君の弱った体を 抱きしめてあげたかった

ギュ

君はか細い力で 僕を抱きしめてくれた

ポロポロ…ヒック…

こ、青くん…

泣きながら僕を呼んでくれてる

僕は君を少しでも救えるのなら

ナデナデ

今までよく耐えたね

偉いよ

いつまでも抱きしめて あげたかった

…!グズッ

でも、これからは僕が守ってあげる
から安心してね

少しでも君の心の支えに なってあげたかった

ハッッ!!

君は何かを思い出したかのように 僕から離れてしまった

赤、くん…?

…うるさい

え…?

僕はびっくりしてしまった

また僕がお節介を 焼かせてしまったのかと。

うるさいうるさいうるさい!

俺のこと、どーせまた心配なんか
してないんだ!!

また騙すんだ…

君は苦しみながら、 叫んでいる

過去に何かあったのだろう

はぁ、はぁ、、ポロポロ

赤くん…

タッタッタッ…(逃

あっ、

待って!!(走

来ないで!!ポロポロ

泣きながら叫ぶ君を見て

僕は思った

絶対僕が救い出してみせると。

続く

人を信じることが怖い俺と優しい君<青赤>

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