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青
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今日も僕は呑気に過ごしていた
窓の外を見ていると、 クラスメイトが虐められている ところを見かけた。
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助けてあげなきゃ…
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赤
赤くんはボロボロな状態で、 倒れていた。
青
青
青
もう少し早く気づけば助けられたのに
赤
赤
赤くんは僕に心配させないように したのか、無理に笑っていた
赤
僕はびっくりした
いつもされていたのに、 僕は気づけなかった
こんなボロボロになってるのに 我慢していたんだ…
青
赤
青
僕は咄嗟に聞いてしまった
赤
赤
赤
青
やっぱり君は僕に心配かけたくなくて 我慢していた
青
青
赤
青
僕は思ってることを 口に出した。
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僕は腕を広げる
青
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赤
僕は君の弱った体を 抱きしめてあげたかった
赤
青
君はか細い力で 僕を抱きしめてくれた
赤
赤
泣きながら僕を呼んでくれてる
僕は君を少しでも救えるのなら
青
青
青
いつまでも抱きしめて あげたかった
赤
青
少しでも君の心の支えに なってあげたかった
赤
青
君は何かを思い出したかのように 僕から離れてしまった
青
赤
青
僕はびっくりしてしまった
また僕がお節介を 焼かせてしまったのかと。
赤
赤
赤
君は苦しみながら、 叫んでいる
過去に何かあったのだろう
赤
青
赤
青
青
赤
泣きながら叫ぶ君を見て
僕は思った
絶対僕が救い出してみせると。
続く