この作品はいかがでしたか?
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sha
6限目が終わって、みんなが部活に行って
教室には俺以外誰も居なくなった頃。
俺はまだ、1人で教室に居た。
sha
家に帰ってもロクなことないから
こうして1人で本を読むのが1番好き。
一緒に帰る友達も居ないし
一応電車通学だし
近所に同じ高校の人はあまり見ない。
sha
気がつけばもう秒針が午後6時を指していた。
やべっ と思って
慌てて帰る準備をして駅まで行った。
駅には結構、同じ高校の部活帰りの生徒が居た。
嫌われ者の俺はもちろん。
1人で寂しく帰ります。
sha
sha
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目の前に突然現れたのは
昼休みに助けてくれた例のチビだった。
sha
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そんな他愛のない話をしていたら
電車が来た。
sha
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さっきからこのチビがずーっとうるさい。
図書室ではかっこよく見えたのに、
見せかけかよ此奴。
やっぱ、関わりたくない
そう思った矢先、
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sha
その瞬間いろんな思考が巡った。
また冷やかしに?とか
物を捨てに?とか
そんな事ばーっかり。
sha
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まずい、と考えてたら
降りる駅がいつの間にか着いていた。
sha
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なんだよ、鬱先生が
俺に関わるなよ、もう
今のままでいいのに
俺が嫌われ者でいいのに。
sha
sha
sha
そう家の中に言っても返事は無い。
今はほとんど一人暮らしの状態。
母親なんて、正直どうでもいい。
sha
sha
今日1日、すごく内容が濃かった。
たった1日で翌日が変わるかもしれない
" 普通 " で良かったのに
なんて事を考えた。
sha
sha
俺はベッドに寝転がり
目を腕で覆うように、仰向けになった。
sha
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sha
謎のテンションで自分に言い聞かせるように
変な理由をつけて寝ることにした。
sha
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sha
俺には一応母さんがいる。
父さんはとうの昔に死んだ。
過労死、近代社会では良くあること。
良くは知らないけど。
sha
母さんは何をしているかなんて
俺も何も知らない。
ここ最近、顔すら合わせていない。
sha
俺はいつも通り準備を済ませて
家を出た。
朝は歩きだ。
朝は電車が人いっぱいだから
歩いていく方が開放感がある。
1駅分くらいは歩かないと
いつか運動不足になる。
軽い運動感覚で朝は徒歩通学にした。
sha
周りからは冷たい目で見られるけどね。
sha
少しだけ
今日は何があるんだろうって
ロボロは来てくれるかなって
期待してる自分がいた。
sha
いつも通り、靴箱には紙
2年全体で協力してるんだろうな
文字が全然違う。
字が汚い奴ばっかで
極稀に字が綺麗なのがいる。
sha
sha
紙切れを鞄に入れてから
俺はいつも通り教室へ向かった。
𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩ ♡500
コメント
31件
今回も最高でした (*^^*) 睡眠大事って凄いな ww 続きが楽しみです!!
睡眠は大事…そこ守ってるのえらいですね… 続き楽しみにしてます!
今話も最高でした……睡眠大事って…偉すぎやん俺に言われてる気分になっちまった…続き楽しみにしてます!