望月風香
望月風香
望月風香
望月風香
望月風香
望月風香
望月風香
望月風香
望月風香
望月風香
望月風香
望月風香
昔から1人が好きだった
団体行動が苦手で人と関わるのも苦手だった
だからいつも1人でいた
けど、そんな日常を変えた人がいた
桜利海斗
桜利海斗
実葉つばさ
彼の名前は桜利海斗
明るく優しく友達も多いからクラスの人気者
顔もイケメンだし運動神経抜群で頭もいいからモテる
きっとこういう人が人生の勝ち組なのだろう
そんな彼はことあるごとに私を助けてくれる
移動教室の時や授業で当てられた時、先生の手伝いをさせられた時など
とにかく助けてくれる
実葉つばさ
桜利海斗は謎だ
実葉つばさ
ある日のホームルーム
今日はこの間の中間テストの結果が返される日だ
実葉つばさ
生徒A
生徒B
落胆したり喜んだりする生徒の中、私は紙を受け取り席に戻って恐る恐る開いた
国語95点 数学100点 英語98点 理科90点 社会97点 合計480点 席次11番
実葉つばさ
実葉つばさ
桜利海斗
桜利海斗
その一言でクラス中の視線が一気に私たちに集まった
桜利海斗
バツが悪そうな顔をしながら桜利くんは謝った
実葉つばさ
実葉つばさ
実葉つばさ
さっさと荷物を背負って教室を出ようとしたらガシッと誰かに腕を掴まれた
振り返ると、クラスでも結構目立つグループのリーダー的存在の子がいた
小野坂莉子
実葉つばさ
実葉つばさ
実葉つばさ
実葉つばさ
実葉つばさ
小野坂莉子
小野坂莉子
小野坂莉子
小野坂莉子
小野坂莉子
小野坂莉子
口を挟む間もなく言い切った彼女はわたしの手を掴んで頭を下げた
実葉つばさ
実葉つばさ
実葉つばさ
助けを求めるように桜利くんを見た
桜利海斗
桜利海斗
実葉つばさ
ずっとお願いする彼女にもバツが悪くて
実葉つばさ
と、お願いを受け入れた
小野坂莉子
と、希望に満ちた目で見ながら手を上下に振った
実葉つばさ
長い。と思った私だった
翌日から勉強会は始まった
小野坂莉子
実葉つばさ
桜利海斗
桜利海斗
桜利海斗
実葉つばさ
桜利海斗
実葉つばさ
実葉つばさ
小野坂莉子
実葉つばさ
実葉つばさ
実葉つばさ
小野坂莉子
小野坂莉子
実葉つばさ
それからは解説をしながらテストの間違えた問題を復習していった
そんなふうに毎日放課後勉強会をして1ヶ月が経った
小野坂莉子
実葉つばさ
少しずつだけどタメ口で話せるようになってきた
実葉つばさ
小野坂莉子
3時間後
実葉つばさ
実葉つばさ
小野坂莉子
実葉つばさ
小野坂莉子
桜利海斗
実葉つばさ
小野坂莉子
実葉つばさ
小野坂莉子
小野坂莉子
実葉つばさ
桜利海斗
小野坂莉子
学校を出るともう外は真っ暗で夜の賑やかさで街中が明るい
実葉つばさ
実葉つばさ
小野坂莉子
実葉つばさ
私はいちごクレープ、彼女は動物クレープ、桜利くんはオレンジクレープを買った
駅前の広場のベンチに並んで座る
小野坂莉子
桜利海斗
実葉つばさ
一口食べると生地の柔らかさとクリームの甘さが口の中に一気に広がる
少ししていちごの甘さが広がった
実葉つばさ
実葉つばさ
実葉つばさ
実葉つばさ
小野坂莉子
実葉つばさ
桜利海斗
桜利海斗
小野坂莉子
桜利海斗
小野坂莉子
実葉つばさ
2人のやりとりが面白くて自然と笑みが溢れていた
小野坂莉子
桜利海斗
実葉つばさ
桜利海斗
実葉つばさ
桜利海斗
小野坂莉子
小野坂莉子
実葉つばさ
実葉つばさ
実葉つばさ
それから毎日放課後に勉強会をしてはたまに寄り道をして3人でご飯を食べに行った
そしてあっという間に期末テストの日が来た
実葉つばさ
実葉つばさ
・・・
小野坂莉子
実葉つばさ
小野坂莉子
実葉つばさ
小野坂莉子
しばらくしてテスト返却の日が来た
私は紙を受け取り紙を開いた
実葉つばさ
実葉つばさ
でも今はそれどころじゃなかった
実葉つばさ
小野坂莉子
実葉つばさ
小野坂莉子
小野坂莉子
小野坂莉子
実葉つばさ
小野坂莉子
小野坂莉子
唾を飲み込む
実葉つばさ
紙を開いて2人で見る
国語68点 英語60点
理科61点 社会70点
数学 90点
実葉つばさ
小野坂莉子
小野坂莉子
小野坂莉子
小野坂莉子
実葉つばさ
小野坂莉子
小野坂莉子
小野坂莉子
実葉つばさ
実葉つばさ
友達のもとへと駆け寄っていく小野坂さんを見ながら私は安堵していた
実葉つばさ
桜利海斗
桜利海斗
実葉つばさ
実葉つばさ
桜利海斗
桜利海斗
桜利海斗
桜利海斗
実葉つばさ
桜利海斗
実葉つばさ
桜利海斗
実葉つばさ
桜利海斗
桜利くんのいう通りこの2ヶ月間は楽しかった
最初は不安だったけどやっていくうちに小野坂さんのことがわかって来て一緒にいるのが楽しくなった
桜利海斗
桜利海斗
頑張れ!と言うように軽く私の背中を押した
実葉つばさ
友達になりたいと心のどこかで思ってた
実葉つばさ
意を決して私は始めの一歩を踏み出した
実葉つばさ
実葉つばさ
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