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まる
まる
まる
START
本当は凄く嬉しかった。けれどもうまく笑えない。…そうだったもう私の中に
感情
というものはないんだった___
美波のお母さん
小さい頃の美波
美月
美波のお父さん
小さい頃の美波
美月
これは私の7歳の頃の記憶。私の家族はお母さん、お父さん、そして私より3歳上の美月お姉ちゃんだった。
家族みんな私を愛してくれて。とっても幸せだった。
美波のお母さん
お母さんはよく私達のことを心配してくれた。厳しいところもあるけど。
美波のお父さん
お父さんはとっても優しかった。でも正直、優しすきすぎると思う。
美月
最後に美月お姉ちゃん。お母さんやお母さんの前だと、しっかりしてるけど私の前だとまるでその事が嘘みたいに目つきが優しくなる。そして美月お姉ちゃんの感は凄く当たる。
この頃の私は、この幸せが人生への付き物だとおもっていた。
…でも、その幸せはとてももろく、壊そうを思えば簡単に壊せると、
大切な、もう二度と取り戻せない物
を失って知った__________
ここは美月お姉ちゃんのへや。美月お姉ちゃんの部屋は2階にあって、よく私は遊びにいっていた。
小さい頃の美波
美月
小さい頃の美波
美月
小さい頃の美波
美月
コンコン
美波のお母さん
美月
美波のお母さん
美月
美月
小さい頃の美波
美月
ガチャ
小さい頃の美波
バタン
この時の私は、この後家族が残酷な目に会うのを知らなかった___
家族
リビングには、この後美波以外の家族全員殺されることを知らずにわいわい喋っている家族がいた。
美波のお母さん
小さい頃の美波
美月
美波のお母さん
美月
小さい頃の美波
この時、美月お姉ちゃんの様子がおかしかった。もしかしたら、この時に何かおかしい?と聞いてあげれば、結末はかわってたのかもしれない。
ピンポーン
美波のお母さん
美波のお母さん
美月
美波のお母さん
美波のお父さん
小さい頃の美波
美月
美波のお母さん
この時、お母さんは美月の異変に気づいたんだろう。けれどもいつもああいう感じだから、大丈夫。と思った。
お父さんは、そもそも美月の異変に気づいていなかったんだろう。
美波のお母さん
お母さんが扉の取ってを掴んだ時。
美月
と美月お姉ちゃんが聞いたことないぐらいの大きい声をだした。
でも、もうその時には遅く___
美波のお母さん
ガチャ
シュッ
グサッ
美波のお母さん
一瞬の出来事だった。
お母さんは何者かにより刺されて死んだ。
小さい頃の美波
美月
小さい頃の美波
私は理解出来なかった。だってお母さんが死ぬなんて考えたことすら無かったから。
美月
この時の美月お姉ちゃんの声は私の耳には届かなかった___
まる
まる
まる
まる
まる