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【注意】 ※全体的に暗いと思っててください ※創作されたキャラとの絡みありです ※小湊圭一の弟…?と考えてください ※アイコンは手書きの物を使用です ※通報しないでいただきたいです。 長くなりましたが、それではどうぞ
あの日から全て変わった
それはまるで
硝子を砕く程一瞬に
僕の人生を変えてしまった
時期は夏、
蟲の声が庭に響き、木々の間からは日が差し込む暑い日のこと
何も考えず、ただ一人、
空を眺めていた
北条 奏
いつも
いつも
同じことの繰り返し____
北条家 父
北条 奏
“北条 奏”
それが僕の…私の名前
私は、
“北条家”と呼ばれる名家に生まれた
この家は
だいだい受け継がれた剣技を持ち
“暗殺”を家業として生きる家系となっている
そこ次男とした私は
忌子として扱われていた
私は兄よりも劣っていた
兄は頭も非常にキレ、
父と母から純愛されていた
そんな兄がいるからこそ、
私と云う名の汚点は、この名家に必要無かった
だが私にも特技として胸を張れるものがあった
それは
師
北条 奏
この名家の流派である剣技、
“龍華流”だ
【龍華流】 “北条家”が誇る剣技の流派。 龍の如き豪快な動き、華の如き可憐なる脚技を合わせた、実戦に長けた流儀
それを私は
先に稽古を積んだ兄よりも、
細かく、繊細に、全てを身に着け
我が物にした
兄は学力も頭脳も限りなく長けている
もはや右に出る者はいない程…
しかし体術は、この暗殺を家業とする王家では力にならない
…私は兄よりも頭はキレないが、
体術は基礎から全て叩き込んでいる。
だからこそ云える、この流派で私の右に出る者はいないと、
全てはこの北条家の理のため
私は道具の一つでしかない
父も母も、そして兄も
皆私を求めない
認めない、 守らない、
必要なんて、しやしない
望まれない存在だから____
ある日、
私は家を出た
勿論誰にも知らせてない
まぁ、どうせ
私が帰らなくとも誰も探すまいと
私は考えていた
そして、近くの川へ脚を運んだ
北条 奏
北条 奏
風を浴び、近くの川のせせらぎに耳を傾ける
そうした一人でいると、
近くあった公園からだろうか
何人かの子供の声が聞こえた
北条 奏
そして私は立ち上がり、声の方へと駆けた_____
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コメント
67件
圭一ぬいとそれ作る奏が素敵…////💕(今私の語彙が「////」と「💕」以外吹っ飛びました) 公式だと圭一グッズあんまりないから、私も自分用に加工したりしてる! オリジナルもいいよね✨
続きが凄い気になる!、あと小湊のぬいぐるみめっちゃ可愛いですね!