聖菜
わぁ……キレイ…
颯
本当だよ
颯
月が登るの所なんて見た事無いし
広い広い宙に登ってゆく この世にひとつのみの『月』
見とれていると彼は 私の肩を数回、優しく叩く
聖菜
ん?
振り向くと人差し指で 頬を突く
その時の君の笑顔は
登る月と同じくらいにいとをかし
いとをかしとは 昔の意味でとても 美しい(もしくは可愛い) という意味になる(と思う)
聖菜
颯
颯
広い広い宙に登ってゆく この世にひとつのみの『月』
見とれていると彼は 私の肩を数回、優しく叩く
聖菜
振り向くと人差し指で 頬を突く
その時の君の笑顔は
登る月と同じくらいにいとをかし
いとをかしとは 昔の意味でとても 美しい(もしくは可愛い) という意味になる(と思う)