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ある練習試合の日のこと
朧 幽哉
下平 鉋
朧 幽哉
ちょっと来て!と朧くんに腕を掴まれて引っ張られていく。 猫田先輩が体調不良なんて珍しいな…
下平 鉋
猫田 瞬
猫田先輩が顔をしかめる。下平くんの声が大きくて頭に響いたのだろう。
朧 幽哉
下平 鉋
猫田 瞬
何となく気まずい雰囲気になってしまった。 話題を変えよう。
朧 幽哉
猫田 瞬
下平 鉋
下平くんが驚いた顔で言う。
猫田 瞬
猫田先輩が顔をしかめる。
朧 幽哉
朧くんは部屋を飛び出して行った。 猫田先輩の顔色が悪い。
下平 鉋
猫田 瞬
相当痛そうだ。猫田先輩は必死に腹をさすっている。
下平 鉋
熱が高いから立てないかもな、と思い聞いてみる
猫田 瞬
やはりそうか。
下平 鉋
猫田 瞬
猫田先輩はゆっくりと体を起こし、手を伸ばして弱々しく僕の肩に手を置く。
下平 鉋
猫田先輩を抱えながらゆっくり立ち上がる
猫田 瞬
立ったのが刺激になったのか猫田先輩は腹を抱えたまましゃがみこんでしまった。
猫田 瞬
顔は真っ青を通り過ぎて白くなっているし、冷や汗が凄い。辛そうだ。
下平 鉋
僕は猫田先輩の背中をゆっくりと擦りながら、頭をフル回転させてなんとか考える。
猫田 瞬
グギュルルルルル…… 僕にも聞こえる位の音量で猫田先輩の腹が唸る。 これは相当痛いことだろう。 僕は行動を起こすことにした。
下平 鉋
猫田 瞬
もう応える余裕もない。 僕は枕元にあったビニールを被せた洗面器をうずくまっている猫田先輩の下に置く。 嘔吐するかもしれないことを考えて用意していたものだ。
下平 鉋
朧くんが入って来れないようにドアの鍵をかける。
下平 鉋
猫田先輩は泣きそうな顔をしている。
猫田 瞬
涙声でそう言ってズボンと下着を下ろす。 ブチュッブチュルルルビチャビチャビシューーー 間一髪、下着を汚さずに済んだようだ。下着を下ろした瞬間猫田先輩の排便が始まった。
猫田 瞬
猫田side
後輩に情けない姿を見られてしまったこと、腹痛とで涙が出てくる。 しばらくすると、腹が渋っているのか便が出なくなった。
猫田 瞬
しかし、まだ腹痛は治まらない。
下平 鉋
下平が僕のお腹のちょうどいい所を押す。
猫田 瞬
ブリュブリュブチューッ ビシャッ かろうじて形をたもった便が痛みを伴って排出される
下平 鉋
そう言われながらしばらく、お腹を押されたり、さすられたりした。 結局その日、猫田は早退した。