訳ありな少女
はぁッはぁッッッッ.....
訳ありな少女
《息切れが激しい....》
ハギ
..._____?
ハギ
___!!!
ハギ
..._____!?
ハギ
ハギ
...____
訳ありな少女
なに....あの..…あの....
訳ありな少女
可愛い動物は!?!?
ハギ
ビクッ
訳ありな少女
あっ.....
ハギ
....クルッ
訳ありな少女
.....ご、ごめんなさ..._____
ハギ
安心してね
ハギ
ボフンッ
ハギ(本体)
ニコッ
訳ありな少女
....え?
訳ありな少女
さっきの動物が....
訳ありな少女
人間?に!
ハギ(本体)
人間っていうのやめてくれない?
訳ありな少女
すみません.....
訳ありな少女
….ってさっき会った人....?
ハギ(本体)
あぁ...僕はハギ
訳ありな少女
私の名前は...____
ハギ(本体)
聞きたくないな〜...人間の名前なんて
訳ありな少女
...ップルプル
ハギ(本体)
ご、ごめんよ.....君の事じゃなくて...アセアセ
???
もういい...ハギ
ハギ(本体)
なぁ〜んで上司おんねん!
???
いや、さっきまで一緒に話しとったじゃん
ハギ(本体)
なんのことぉ〜←しらばっくれてる
訳ありな少女
あ.....えっと....
???
あぁ....明後日会った人間だな
訳ありな少女
え....それってどういう....
???
おっと、申し遅れたね...
???
私は.....
イエ
イエ....という.....
訳ありな少女
あ.....あぁ....
イエ
....ッやってしまった
訳ありな少女
ぁぁぁぁああぁぁぁぁあ
イエ
.....見てしまったか...いや、私の方が一番悪い
イエ
人間の目の前に現れたんだからそりゃ....見るわけで...
訳ありな少女
はぁ...はぁ....
訳ありな少女
(顔を上げる)
イエ
....無事...ですかね
訳ありな少女
....あ、すみません.....
訳ありな少女
実は私.....片目の視力がないので眼帯を付けていて....
イエ
....考察しましょう
イエ
あなたは眼帯を付けているから助かったんですよ.....
イエ
まぁ、多少もう片方の目の痛みはありますけど
訳ありな少女
《片目だけであの痛み.....もし両目だったら》
ハギ(本体)
まぁ、両目だったら目ぇ見えなくなっちゃうしね
ハギ(本体)
よかったねぇ〜眼帯付けてて!
訳ありな少女
え.....あ....
イエ
やめておくれ、ハギ...その子は珍しい者だ
ハギ(本体)
....珍しいね上司、人間って呼ばないんだ〜
イエ
....珍しいからな....
訳ありな少女
《珍しいだけで....じゃあイエって人?と目が合った人達は....》
ハギ(本体)
どうしたの?人間〜
訳ありな少女
何もありません!
ハギ(本体)
....よかったぁ〜
ハギ(本体)
じゃあまた明日.......
イエ
と言いたいところですけど、、、
イエ
君、家に無事に帰れる?
訳ありな少女
....ッここにいても、お二人に迷惑になってしまいます
訳ありな少女
なので.....
ハギ(本体)
ガシッ《腕ガシ〜》
訳ありな少女
…..!?
ハギ(本体)
人間〜...一つ提案があるんだ!
訳ありな少女
な、なんでしょうか....
ハギ(本体)
いいでしょ?上司(小声)
イエ
別に、今いないしな(小声)
訳ありな少女
....?
ハギ(本体)
あー、、、
ここの‘’巫女‘’
ハギ(本体)
にならないか?