親が離婚したなんて嘘だ。
お母さんは死んだらしい
そのときの俺はちゃんと お母さんのそばにいたらしい。
最後の最後まで
そう俺の日記に綴ってあった。
今までの記憶を全部。
それが本当なのかは分からない。
けど、そう思うしかないだろう?
俺の昨日の記憶なんて
ないんだから。
もともと物事を覚えるのが 苦手だった俺に
重なるように
事故にあった。
俺の頭はどうやら
1日しか記憶がもたないらしい。
今日あった出来事も全て明日になったら忘れる。
だから俺は今日あったこと を忘れないように ノートに書くしかなかった。
父
遠山 一葉
遠山 一葉
事故前の記憶は全て覚えている。
失ったのは、事故後の 記憶だけだった。
遠山 一葉
遠山 一葉
遠山 一葉
遠山 一葉
若草 椥
若草 椥
俺の記憶、覚えられている時間がだんだん減ってきてるんだ。
今は1日たてば、忘れる。
俺はいずれ、 何も覚えられなくなる。
それで、事故前の記憶もだんだん曖昧になってきて
鈴と一緒にいた記憶も全て
消えてしまうんだ。
だから、この先 俺は生きていけない。
何も覚えられなくなるなんてな…。
なんで事故になんかあっちゃったんだよ、俺。
いいか、椥。
このことは誰にも言うな。
話すな。
特に鈴には言わないでくれ。
絶対だぞ?
若草 椥
若草 椥
本橋 鈴
本橋 鈴
遠山 一葉
本橋 鈴
遠山 一葉
遠山 一葉
本橋 鈴
本橋 鈴
如月 琉生
如月 琉生
刹那 真白
如月 琉生
砂川 星
如月 琉生
如月 琉生
砂川 星
二人は教室から出ていった。
如月 琉生
如月 琉生
ふと視線を窓に向けた。
如月 琉生
俺は窓を開けて叫ぼうとした
如月 琉生
如月 琉生
二人は楽しそうに話していた
如月 琉生
如月 琉生
如月 琉生
如月 琉生
如月 琉生
如月 琉生
如月 琉生
如月 琉生
如月 琉生
如月 琉生
如月 琉生
松尾 華澄
松尾 華澄
若草 椥
若草 椥
若草 椥
若草 椥
若草 椥
松尾 華澄
若草 椥
若草 椥
松尾 華澄
若草 椥
松尾 華澄
刹那 真白
若草 椥
刹那 真白
若草 椥
刹那 真白
真白はお金を自販機に入れて天然水のボタンを押した。
刹那 真白
若草 椥
刹那 真白
刹那 真白
真白は俺に水をさしだした。
若草 椥
刹那 真白
刹那 真白
真白は星に聞こえないように俺の耳元で囁いた。
刹那 真白
刹那 真白
若草 椥
若草 椥
若草 椥
若草 椥
若草 椥
でも
嘘をつくしか出来なかったんだ。
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