コメント
11件
すごいよかったよ! こっちは授業(わくわく)で劇をわくわくデーにやるんだけど、それを小説で発表するから見てね!(かなり遅くなる) お疲れ様(≧∀≦)
な、なみだがでそうなり…(何故平仮名) お疲れ様でした!やっぱ天才だ…✨️🫶
最終章_すまないの選択
静まり返った部屋の中。
そこですまない先生は唇を噛む。
すまない先生
Mr.ブラックは少し微笑んで血を流しながら答えた。
Mr.ブラック
Mr.ブラック
Mr.ブラック
Mr.ブラック
Mr.ブラック
思わぬことをMr.ブラックは口にする。
すまない先生は絶句した。
断片的な記憶が蘇る。
ーー吹雪、莉音を助けようとした蔭山。
ーー咄嗟に蔭山を突き落とした自分の手。
すまない先生は膝をついた。
そして、静かに呟く。
すまない先生
外の吹雪が止む。
Mr.赤ちゃん
Mr.ブルー
Mr.銀さん
Mr.ブラック
Mr.バナナ
Mr.バナナ
鏡澤 莉音
薄明かりの中、すまない先生は拳銃を置き、仲間達に向かって言った。
すまない先生
エピローグーー十年後
十年後。
ここはある小さな書店。
そこの書店の棚に一冊の小説が並んでいた。
タイトルは『蒼鴉荘の九人』
著者名 Mr.バナナ
最後のページにはこう書かれていた。
「真実は語られた瞬間に"物語"になる。 だから彼らの罪も、今はただの伝説だ」
その本は次の瞬間に閉じられる。
その本で涙を流した女性が静かに立ち上がる。
ーー莉音だった。
「蒼鴉荘の九人」完