白兎
皆さんこんにちは
白兎
白兎ですᕱ⑅ᕱ♥
白兎
このシリーズ好評だったりする?
白兎
まぁ、どちらでもいいのですが…
白兎
それではどーぞ!
じゃぱぱ
…ぇ
じゃぱぱ
せッ…せんせ…いま…なんて…
先生
…じゃぱぱ
先生
お前には非常に悲しい知らせだとは思う
先生
だが…これは事実なんだ…
「美優が、何者なのかに昨夜殺された」
じゃぱぱ
ぅ…くッ…ぅ…ッ…
生徒
じゃぱぱくん…
生徒
あんなに幸せそうだったのにね…
生徒
じゃぱぱ…
先生
…じゃぱぱ無理をするなよ。
先生
辛くなったらいつでも先生のところにこい
じゃぱぱ
ぅぅ…ッ…
何故だろう
なんで…あんな優しい美優が…
下校中
じゃぱぱ
美優がいないと…こんな静かなのか…
いつも隣にいた美優の笑顔が今はない
じゃぱぱ
…はあ…
美優がいない世界は色が無いみたいだ
たっつん
…?
密かに彼について行くと溜息が聞こえた
たっつん
なんであんな悲しそうなんだろう…?
たっつん
迷惑なのは排除したんに…
たっつん
他にもおるんか?
たっつん
迷惑な奴が…
たっつん
俺が守ってやるからな…
たっつん
お前は俺の恋人で婚約者なんだから…
あれは、何十年か前のこと
出会いは、ある夜のことだった
その夜は組同士の争いがあった
なんとか勝った後に、もう数人が集ってきた
逃げるだけの体力はあったから、なんとか撒いて路地裏に入った
流れ出る血
消えていく体温
もう、俺は無理なんかなって思ったし、覚悟もした
そんな時だった
じゃぱぱ
お、お兄さん!大丈夫ですか?!
たっつん
ッ…?
じゃぱぱ
わ…こんなに血が…
じゃぱぱ
近くに家があるので俺に任せてください
たっつん
…ぅ…て
血だらけの俺を怖がらずに助けてくれたんや
たっつん
…ん
じゃぱぱ
あ!起きました?
たっつん
ぇ、ぁ、ぁあ
じゃぱぱ
よ、よかった…貴方、5日も寝ていて…
たっつん
5日?!
じゃぱぱ
あ、はい!
5日間も自分が寝ていた事にも勿論驚くが
5日も看病してもらった事に申し訳思う
じゃぱぱ
お腹空いてます?良ければお粥つくります!
たっつん
あ、お願いします…
数十分後
じゃぱぱ
はい!どうぞ!
出てきたのは出来たてのお粥だった
たっつん
あぁ…ありがとう
じゃぱぱ
因みにお名前は…?
じゃぱぱ
あ!!言いたくなかったら別に…
たっつん
ごめんな…職業柄でいえんの…
じゃぱぱ
そうなんだ!
じゃぱぱ
俺はじゃぱぱだよ!
じゃぱぱ
よろしく!
そこから始まったじゃぱぱとの生活
職業が職業のものだからこんな温かい生活は初めてだった
そんな生活は…長くは続かなかった
たっつん
…なぁ…じゃぱぱ
じゃぱぱ
どうしたの?
たっつん
俺…そろそろ行かないと
たっつん
本当ありがとな、ここまで
じゃぱぱ
うん…気をつけてよ
たっつん
なあ、あのさ?
じゃぱぱ
なに?
たっつん
必ず…迎えに来るで
じゃぱぱ
…?わ、わかった
じゃぱぱ
待ってる
俺の気持ちは変わらないよ
じゃぱぱ