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めちゃくちゃ最高でしたまじではい もう神作でした、フォロー失礼しますm(_ _)m これからもファンとして応援していいでしょうか?こんなこと聞いてすみません、
莉羽
莉羽
莉羽
莉羽
莉羽
莉羽
莉羽
莉羽
莉羽
莉羽
都内の小さなライブハウス
時間が過ぎるのを惜しむような 黄色い声援と
伸びやかで透き通った声が響く
300人ほどの観客たちと
真っ青な世界の中で
綺麗な笑顔を咲かせる人がいた
沢山の青い光たちを愛おしそうに見つめ
丁寧に一礼し、手を振り
舞台裏に駆けてくるその人は
同じ笑顔をこちらに向けて、 真っ直ぐ胸に飛び込んできた
さとみ
さとみ
ころん
ころん
ころん
あれから俺“達”は、夢を叶えた
一緒に高校を卒業し、大学に進学
そして2人で、歌い手として活動を始めた
君の“歌いたい”という夢を 1番近くで支えて
こうしてたまに君のライブに ゲストとして出演している
初めはすごく緊張していた君も、 今では観客を煽ったりと
すごく楽しそうに歌っている
顔のアザもすっかり消え、 君の眩しい笑顔から自信も感じるようになった
さとみ
さとみ
ころん
ころん
さとみ
さとみ
さとみ
ころん
さとみ
ころん
嬉しそうに笑う君に思わず口角が上がる
そっと君の手を取って、会場の外に出た
ころん
さとみ
ころん
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
さとみ
ころん
さとみ
さとみ
ころん
さとみ
さとみ
ころん
今日は俺たちの大事な記念日
あの日からちょうど4年が経った
俺たちが、新しい生活を始めた
あの日から______
さとみ
ころん
4年前の今日
父親を見送って、部屋に戻ろうとした俺を
君は真っ直ぐ見つめて呼び止めた
ころん
ころん
さとみ
言葉を詰まらせ、とても緊張しているようだった
ころん
ころん
深呼吸をして、ぐっと手を握りしめる姿が
とても可愛かったのを覚えてる
ころん
さとみ
ころん
ころん
俯いて言葉を詰まらせた後
君は真っ直ぐに俺の目を見つめて言った
ころん
さとみ
さとみ
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
さとみ
ころん
ころん
ころん
ころん
さとみ
ころん
ころん
不器用な言葉を一言一言丁寧に紡いで
一生懸命に伝えてくれた君
そんな姿がどうしようもなく愛おしくて
気が付いたら君を抱きしめていた
さとみ
さとみ
ころん
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
さとみ
あっさり奪われた唇も
その後今までないくらいに真っ赤になってる君も
“親友”ではない君との生活も
色んな“初めて”を君と過ごして
新しい生活が始まった
あの日から、今日で4年だ
ころん
ころん
さとみ
さとみ
ころん
ころん
さとみ
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
あの日から4年
俺“達”は夢を叶えた
君は、歌うこと
そして俺は
“恋人”として、君の夢を1番近くで支えること
ころん
隣で楽しそうに思い出話をする君を横目に
君に出会った時のことを思い出す
青い空気の中で、心を隠すように笑って
一瞬でも手を離したら消えてしまいそうなほど 儚い姿をしていた君は
大きな傷と向き合い
青く、重い鎖を振り払って
今では沢山の青い光の中で
誰より眩しい笑顔で歌ってる
君の手を握る反対の手を そっとポケットの中に入れてみる
いつ渡そうかと忍ばせておいた小さな箱
中に入ってる青白く輝く宝石も
きっと君によく似合うだろう
君を守ると誓ったあの日から
ずっと1番近くで君を支えてきた
“親友”としても、“恋人”としても
そしてこれからは____
さとみ
ころん
さとみ
ころん
ころん
さとみ
君が受け入れてくれるのなら
また少し、別の“カタチ”で
ころん
ころん
ころん
さとみ
さとみ
誰より愛おしい君を
これからもずっと、守らせてほしい
誰より
“アオ”が似合う君を