俺は"普通"になりたいだけなのに＿＿＿＿

ﾚﾃﾞｨｺﾞ

ここ...病室、、？

.......ぁ、黄

あれ、

声が出ない...っ？

なんでｯ、なんで出ないの...ｯ

黄...ｯせんせっ、、

助け.........、られる訳無いか...

苦しｯ...

目の前...真っ暗、、

障害者

面倒臭い

弱い

人から見れば、俺は...

普通じゃない

ただの弱者

なんだろうな...

1人じゃ何にも出来なかった

だからって人に頼ることも、相談することも出来なかった

普通の人は

1人で色んなこと出来ちゃうし

分からない事があれば

何度だって人に頼れる

俺の場合、普通の人がやる事は

沢山の体力と勇気がいる

だから、、普通の人に憧れる

どう努力しても全く出来なかった

どう頑張っても何度も何度も失敗した

...

もういいか、過去の事なんか

過去を責めても意味が無い

俺なんかには未来も無い

...

やっぱり俺は要らないんじゃん

あの優しさも嘘...？

味方なのも嘘...？

もぅ分かんない...

誰を信じたら良いんだよ...

そもそも信じられる人なんて

最初からいないんじゃないのか...ｯ？

ﾊｧ"ﾊｧ"...ぅぅ"ｯ"

ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ...ﾊｧ"ﾊｧ"

『いやだ...』

『助けて...ｯ』

そうだ、

起立性調節障害...

起きることが苦手、？みたいなことを赤先生から聞いたことある...

なら、

簡単には起きられないのかもしれない

じゃあ、僕はどうすれば...ｯ

かと言って青先生も

赤先生も今は忙しそう...

俺はいつもそうだ

暗い場所で1人で泣いて...

助けを求めても、

皆が助けてくれる訳が無い

...

...き...、.......さ、、

おき........くだ....

起きて下さい...ｯ、！

...るｯ、、と？

何で...

夢では、、1人なんですか...？

ｯ...

怖いですよね、1人って...

でも、もう大丈夫です...！

僕は...僕は桃くんとずっと一緒です

ぇ...？

一緒、...？

だから...、

一緒にお話とかしませんか、、？

黄と...お話...

って...届いてないですよね、...

.................

黄は俺がいても良いと思うの...？

こんな俺でも良いの...？

桃くん、

僕はずっと一緒です

何があっても