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夜。

スカル

ん、リッジの奴からTL……うわ2時間前のかよ。ラグいな。

「生きてる人絶対読んで。 拠点は校長室を見ればわかる。」

スカル

校長室ね……

スカル

……………………。

「どこ行く気?校長室はそっちじゃないじゃない。」

スカル

……またか。

スカルの横で、黒い猫がふわふわ飛んでいた。

スカルの心のナニカ

死にたくなきゃ校長室に行くべきよ。

スカル

うるさい。

スカルの心のナニカ

またルビーなの?ホント飽きないわね!

スカル

ルビーと合流しなきゃ落ち着かないんだよ。

スカルの心のナニカ

全くもう……どこまでお人好しなの?このだて____

スカル

消えろ。

スカルの心のナニカ

…………わかったわよ。でも私が出てきたのは警告だから感謝してよねッ!

スカル

……………………。

スカル

ん、なんだこれ。

リッジじゃない生徒からTLが来た。これは1時間前だ。

「光教団の勧め」

「影は私たちの心の闇です。心の闇に心当たりのある方は体育館までお越しください。私と姫様が貴方を必ず助け出します。」

スカル

………………。

ルビー

スカルクン!明日デプール閉鎖ダッテ!最後ダカラ行コウヨ!

ルビー

……………………。

ルビー

ソッカ。スカルクン水嫌イダッタモンネ。ゴメンネ。

ルビー

私?大丈夫ダヨ!

ルビー

壊レナイ程度デ楽シンデクルカラ!

ガシャン!!

スカル

余計な世話だこのペテン集団!!!

スカルは壊れたスマホをさらに踏みつけた。

スカル

頭おかしいのかよ気持ち悪いな!!何が光だ!!バカほざいてねーでさっさと影に殺されてしまえ!!

スカル

ハァ……ハァ…………。

スカル

どいつもこいつも……。

スカル

…………………………薬飲も。

スカルはカプセル剤の入った小さなケースを取り出し、3粒程出してそれを飲んだ。

スカルは深く深呼吸し、下を向いて壊れたスマホを見た。

スカル

…………やべ。

スマホは使えそうにないくらい粉々になっていた。

スカル

早くルビー探さなきゃな。

スカルは壊れたスマホをほっといてルビーを探しに向かった。

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