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7 - 第7話 まさかのまさか

♥

227

2025年03月03日

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頑張って書く

ではどーぞ

~前回からの続き~

イギリス

貴方のことを
愛しています。

日本

……

日本

へ、

日本

え…?

イギリス

ふふふ、少し落ち着いていたところをまた混乱させてしまいましたね。

日本

(イギリスさんが?
私のことを?)

日本

(す、す、好きって)

イギリス

(…本当は、もっと雰囲気を作ってから想いを伝えたかったのだが…)

イギリス

(もたもたしていては彼奴等に取られてしまう)

イギリス

…さて。
流れで私も告白して
しまったわけですが。

イギリス

勿論、叶うならば、
私は貴方と恋人に
なりたい。

日本

こ、こいびと……、

イギリス

はい。

イギリス

……先ほど話したように、『彼』と私、
どちらと共に居たいか

イギリス

ゆっくりと考えて
選んでください。

イギリスは日本にそう囁いて、 軽やかな足取りで 屋上を降りていった。

一人取り残された日本は暫し呆然とした後、顔を真っ赤にして悶えた。

日本

(イギリスさんが!?私のことを好き!?)

日本

(考えたこともなかった、だって今までそんな素振りは―)

日本

……考えたら、またこんがらがりそうになる

どうしようもなくなって 空を仰いだ日本は、ふと、 その視線を腕時計へと落とす。

日本

はっ!?

日本

休憩、あと10分で
終わっちゃう!!

日本

急いで食べなきゃ…!

昼休憩が終わり、日本は再び 自分のデスクに戻ってきた。

あの後日本は結局 昼食を大急ぎでかきこんで 階段を駆け降りたのだった。

日本

うう…

日本

(弁当だけじゃなく、
イギリスさんからの
衝撃発言で胃が…)

アメリカ

Howdy、日本。

アメリカ

えらい顔色が悪い
けど、大丈夫か?

日本が小さく呻いていると、 近くを通りかかったアメリカが 心配そうに訊ねた。

日本

アメリカさん…。

日本

ご心配をお掛けしま
した。大丈夫です。

アメリカ

…いや、やっぱ心配
だから医務室に連れていくわ。

日本

へ?問題ありませんよ…?

アメリカ

つーか来てほしい

アメリカ

行こ、日本。

日本

え?

日本

…あ、はい…?

イギリス

……

ロシア

……

アメリカに半ば強引に医務室の方へと引っ張られていく日本を、 イギリスとロシアは 険しい顔つきで見つめていた。

~医務室~

日本

……えーと…、
アメリカさん?

アメリカ

…日本。

日本

はっはいぃ!?

医務室のベッドの上に座らされた かと思うと突然名前を呼ばれ、 日本は思わずびくりと反応する。

アメリカ

……もしかして、さ。

アメリカ

なんかあったろ。

アメリカ

(クソ)親父とか、
(クソ)ロシアとかと。

日本

!?

日本

…、なにか、と
言いますと……?

アメリカ

んー、そうだな。

アメリカ

突然の愛の告白、
とか?

日本

!?

あまりにもズバリと言い当てられ、日本は激しく動揺した。

日本

…聞いて、たんですか

アメリカ

…図星か

アメリカ

いや、話こそ聞いてないけどさ

アメリカ

朝からロシアとも
気まずそーだったし、親父が屋上へ
上ってった昼休憩の
後も様子がおかしいとなると、な。

日本

は、はあ…。

日本

私ってそんなに分かりやすいでしょうか、

アメリカ

Heh、そうかも
しれないな

アメリカ

…それにしても、
妬けるな

日本

日本

何がですか?

アメリカ

いやなあ、

アメリカ

好きな子が他の男の
ことで頭いっぱいに
なってるもんだからさ

アメリカ

面白くないよな、
普通に

日本

(好きな子…?)

日本

アメリカさん、もしかしてイギリスさんかロシアさんのことを…?

アメリカ

What!?違うちがう、
誤解だ!

日本

え?

アメリカ

はぁ、ここまで
言っても伝わらない
もんなんだな

アメリカ

お前だよ、

アメリカ

俺が好きなのは

日本

あ、なるほど~!

日本

日本

って…

アメリカ

日本

え…!?

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