テラーノベル
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事務所内は打ち合わせや レッスンなどで賑わっている
それなのにここの空間だけ 妖しい雰囲気に包まれていた
アロハ
なんでキスからしてくれたんだろう
それもカイくんの優しさなのかな、なんて
狭い空間で俺たちは執拗にキスを交わした
アロハ
俺はカイくんのキスに何とかついて行く 優しいのに激しくて頭がぐるぐるする
アロハ
息継ぎが上手く出来なくてフラフラしてきた
それにカイくんが気づいて 俺の足の間に足を入れてくる
アロハ
俺は唇を離してカイくんを呼んだ
カイ
アロハ
カイ
なんて言ってカイくんが微笑む
俺はドキッとした
カイ
アロハ
カイ
カイくんは悪戯そうに笑った それが色っぽくて俺は息を呑んだ
カイ
そしてカイくんが俺のに触れた
アロハ
身体がビクンと反応する
その反応を見たあと 俺のを上下に擦ってくる
アロハ
1人でするのとは 比にならないくらい 気持ち良かった
アロハ
アロハ
カイ
カイ
アロハ
アロハ
カイくんにしがみついて ひたすら快感に耐える
しがみついていると カイくんの匂いに包まれて その香りにも犯されるよう
アロハ
小声のはずなのに 自分の声が耳によく響いた
俺のに触れるカイくんの手からも くちゅくちゅと厭らしい音が響いて 俺はどんどんと絶頂へと近づいていった
アロハ
アロハ
カイ
触り方は優しいのに腰の奥が激しく疼く
そして俺は絶頂の間際に ふとあることに気づいた
アロハ
カイ
アロハ
カイ
カイくんのが反応していた
俺はそれを見てカイくんの手を止める
カイ
アロハ
アロハ
痛いとか怖いとか そういうのはもうどうでも良くて ただカイくんのが今は欲しかった
アロハ
アロハ
俺は電車でされたことを話す
カイ
カイくんはそう言うと 俺の中に指を入れてきた
アロハ
電車でされた時は異物感に襲われた けれどそれも電車でもう慣らされ 今はもう異物感どころか 背中がゾクゾクして気持ちいい
カイ
女の子の中ともう大差ないだろう カイくんの息が荒くなったように感じた
すぐに入れたい気持ちはあった けれど俺はアロハを傷つけないか不安だった
カイ
アロハの初めてが俺なんかでいいのか たまたま居合わせただけの俺で
アロハ
熱くて苦しくてどうにかなりそうだった
一度も出していない俺のも限界で 今はただカイくんに縋るしか無かった
カイ
アロハ
カイ
カイ
カイ
アロハ
カイ
カイ
助けるだけだから適当でいいとか そんなの俺には出来ない
カイくんずるいよ 俺は更にカイくんが欲しくなって すぐに頷いた
アロハ
アロハ
いつも真っ直ぐだけど それとはちょっと違う素直さで 可愛い、なんて思ってしまう
相手が男だからとかメンバーだからとか そんなのもう俺の中ではどうでも良くて
俺は今だけでもちゃんと アロハを愛したいとそう思った
カイ
カイくんのが後ろにあてがわれて そしてそれはゆっくりと俺の中に入ってくる
アロハ
先っぽを入れられた瞬間から 俺は知らない快感に襲われた
アロハ
カイ
カイ
顔は見えないけど ちょっと色っぽい声でカイくんはそう聞いてきた
アロハ
アロハ
カイくんの声にも興奮しつつ 俺たちはバックの体勢で繋がった
カイ
そう言われて俺は頷く
カイくんは優しくゆっくりと腰を動かした
アロハ
カイ
俺を労わるように優しく動いてくれて その優しさに胸がきゅっとなった
激しくなくてもすごく気持ちよくて 壁に添えてる手に力が入る
アロハ
アロハ
アロハ
何とか声を我慢しようとするけど 俺は声を漏らさずにはいられなかった
カイ
アロハ
そう言うとカイくんは1回俺から抜いた
でもまたすぐに俺の中は カイくんでいっぱいになった
アロハ
アロハ
カイ
カイ
さっきまで後ろにいたカイくんが目の前にいる
壁に押し付けられて片足を持たれる そして奥へとカイくんが入ってきた
アロハ
カイ
カイくんは俺の唇に指を添えてそう言った
アロハ
アロハ
カイ
カイ
俺はカイくんを見上げた
そしてカイくんの唇と俺と唇が重なった
アロハ
カイくんの舌が入ってきて 背筋に電流が流れる
そしてまた俺の中を乱してくる
アロハ
俺の声はキスで抑えられて 俺の肌とカイくんの肌が ゆっくり静かにぶつかり合う音が聞こえる
パチュン パチュン と卑猥な音が響いていた
カイ
アロハ
ゆっくりなのにいい所ばかり突かれて 俺はもう果ててしまいそうだった
アロハ
アロハ
カイくんの胸に顔を擦り寄せてそう言った
カイ
カイ
そのまま中に出して欲しかった
アロハ
アロハ
アロハ
カイ
アロハ
完全に自己満でワガママだけど カイくんはそれ以上何も言わず ただ俺のことを抱きしめた
カイ
俺は頷いた そして俺にもすぐに絶頂の波が来る
アロハ
アロハ
カイ
ドクッ ドクッ…
カイくんは俺を強く抱き締めて 最奥で欲を吐いた
俺はカイくんのが 中に流れてくるのを感じ取った
アロハ
ドビュッ ドビュッ…
カイくんの胸に口を押付けて 何とか声を出さないように 自分のお腹に欲を吐き出した
アロハ
カイ
アロハ
俺たちはそのまましばらく抱きしめ合った
ユーキ
カイ
ユーキ
ユーキ
ユーキ
カイ
カイ
ユーキ
ユーキ
ユーキ
ユーキ
アロハ
ユーキ
アロハ
ユーキ
ユーキ
ユーキ
アロハ
アロハ
俺たちは時間差でトイレから出た
それにしても… カイくん知らんぷり上手すぎる
ユーキ
ユーキ
アロハ
ふたりの秘密の時間はこうして終わった
でも何だか寂しい
さっきまであんなに近くにいたのに
今は目も合わない
なんだかすごく遠い
今までそんなこと気にもしなかったのに
俺はその日から
カイくんを目で追うようになった
コメント
2件
お久しぶりです!めっちゃ楽しみにしてました!やっぱり、なさん最高です!!次回も楽しみにしてます♪