その日は
ちょうどシッマやエミさんたちと
飯に行った帰りだった
ゾム
いやあ食ったな~
コネシマ
お前、ホンマに胃袋どうなっとんや
ロボロ
もう食えへんわ
ゾム
いや、あと三軒は行けるやろ
エーミール
絶対いけませんって
コネシマ
行ったとしても大先生の奢りやな
鬱先生
なんでや!?
などとぼやきながら
歩いていた
あと少しで着くと言うところで
外灯の下に何かいた
ゾム
なあ、あそこになんかおらへん?
ロボロ
そうかあ?
鬱先生
疲れとるだけちゃう?
ゾム
疲れとるだけか?
外灯の下にいたそれは
血を流して居るようにも見える
ゾム
(やっぱ、疲れとるんかな)
するとエミさんが気がついたみたいだ
エーミール
やっぱり、ゾムさんの言った通りになにかいます
ロボロ
んーエミさんが言ってるなら確かかもな
ゾム
俺の言うことは信じられへんのか!?
ロボロ
だってそうやろ
コネシマ
ハイハイ、喧嘩する前に行くで
鬱先生
そこにいるなにかをな
俺らは外灯の下にいるなにかに近ずいた