咲希
咲希は風亜を亡くした悲しみから泣いていた。
神斗
りのみ
咲希
咲希はりのみに宥められながら寮へ戻って行った。
悠穂
神斗
約束の日、るいのとあおば、そして菜乃羽とみひろはロビーで風亜を探していた。
るいの
あおば
るいの
るいのは近くにいた悠穂を呼び止めた。
悠穂
菜乃羽
ありさ
ありさはのんきにるいの達に聞く。
あおば
あおばが素っ気なく返事をした。
るいの
悠穂
悠穂が少し悲しそうに言った。
るいの
悠穂
菜乃羽
悠穂
るいの
あおば
るいの
るいのがどうしようか考えていると……
らみ
るいの
らみ
るいの
るいのは大袈裟に顔をしかめる。
らみ
るいの
らみ
るいの
挑発に乗ったるいのは言い放とうとするが、それを菜乃羽が阻止する。
菜乃羽
るいの
るいの達はこれだけ告げて去っていった。
らみ
ええ…ほんと楽しみ。
リトルと契約した人間は能力を使えば使うほどソウルドームに魔力がたまる。
その魔力を可視化したものがソウルドーム。
魔力が限界を超えるとソウルドームに込められた魔力は暴走を始める。
そう、私はこの瞬間を待ち望んでいるの。
私が食すのはソウルドームから出てくる暴走した魔力。
魔力が暴走すれば、能力者達は一時的に強くなるのだけど、私の呪いでこの瞬間にソウルドームを割っている。
だから、頃合の生徒には強いユトロと戦わせて負けたかのように見せる。
これで、私は魔力を食べれるし、生徒達は任務で死んだと勘違いする。
まさにWin-Winね。
ふふふっ。
さあるいのさん。楽しみにしてるわよ。
あなた達が私に向かってくるのを。
なぜなら、私の生徒達に何かしらの影響を与えてくれるから──
ーあとがきー
澪彩
澪彩
澪彩
澪彩
コメント
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このままじゃ5年生やばやばだ…