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これ見たら冬休みの宿題の疲れがぶっ飛びました!! 私も頑張って書きます…(^-^;
僕の目を見て、で背景変わるのエモすぎ… 後編ありがとうございます! 続きを期待してしまう自分を殴りたい…() きっと熱中症ですね!()
俺の助けて、という言葉に応えるように扉が勢いよく開く。
なかむ
ぶるーく
やっと地獄が終わったと安堵した反面、正直来ないで欲しかった。
みんなを巻き込みたくなかった。
でも、そんな気持ちは純粋な心配とか綺麗なもんじゃない。
巻き込んでみんなが怪我したら、俺は合わせる顔がなくなるし。 今まで心の中で酷い悪口を呟いてきた。辛さを八つ当たりしていた。 こんな自分は助かるべきじゃない。
なかむ
バイトの先輩ら
バイトの先輩ら
勢いよく扉を開けたまま静止していたぶるーくの顔をよく見れば、 見たことのない表情をしていた。
なかむ
ぶるーく
なかむ
ぶるーく
ぶるーくの手が強制的に目の前を覆い、俺はそれに従うように目を瞑った。
ばき、ごき、と人間が到底鳴らすことができない音が微かに聞こえる。
バイトの先輩ら
ぶるーく
なかむ
ぶるーく
なかむ
不安になってぶるーくを呼ぶも、ぶるーくは無事のようだった。 ぶるーく“は”。あの骨が折れたような音は先輩らのものってこと…かな。 ……もう考えないどこ。
ぶるーく
なかむ
ぶるーく
頰に切り傷、手の甲には殴られた痕があった。
なかむ
ぶるーく
なかむ
なかむ
なかむ
ぶるーくの傷ついた顔を見て今更ハッと気づく。言い過ぎた。 助けてもらったのに……。 足先まで目線を落とし、床が染みていることに気づいた。
いつの間に泣いてたんだろう。
ぶるーく
なかむ
ぶるーく
少し怒ったような声、初めて聞いた。 つかつかと足音が近づいてきて、殴られると思い少し後ずさる。 俺の目の前で止まったと思ったら……
ふわりと温かさが自分を包んだ。
人の温かさを感じたのは本当に久々でそれだけでも 心がじわじわと溶けていくのが分かった。
ぶるーく
なかむ
なかむ
ぶるーく
なかむ
言ってて辛くなってくる。こんな酷いこと、思ってたんだ。
ぶるーく
なかむ
ぶるーく
なかむ
ぶるーく
なかむ
ぶるーくが優しく受け止めてくれる分、申し訳なさで潰れてしまいそうだ。
ぶるーく
なかむ
なかむ
ぶるーくの目ってこんな綺麗だったっけ。
深い碧で綺麗、でもどこか暗くて人間味のある瞳だった。
ぶるーく
なかむ
ぶるーく
ぶるーく
なかむ
ぶるーく
ぶるーく
なかむ
ぶるーく
ぶるーく
なかむ
ぶるーく
大丈夫、とでも言うように微笑んだ。 ぶるーくって前までもう少し子供っぽかったのに…、 今はなんだか……
なかむ
ぶるーく
なかむ
ぶるーく
なかむ
ぶるーく
なかむ
顔が熱い、し… なんで、こんなドキドキするんだ…、?
-fin- 熱中症ですかね!