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おかーさんって、なぁに?1

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おかーさんって、なぁに?1

1 - おかーさんって、なぁに?1

♥

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2019年04月28日

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これは、ある幼い子供の人生。

あなたの一番大好きなのは、他ならぬ家族です。

時々喧嘩をして「嫌い」って思っていても、

心の奥で「好き」って思っているんです。

??

ゆうた...、もう大丈夫だよ。

??

さぁ、帰ろう?

ゆうた

だぁれ?

??

ふふっ、やぁね。

??

忘れちゃったの?

ゆうた

えぇ~...。

ゆうた

分かんないよぉ...。

??

私はね、ゆうたのことを世界一大好きな人よ。

??

ずっーーーと、側にいた人。

??

私はー

ゆうた

う...、

朝の眩しい光がゆうたを包み込む。

ゆうたは不思議な感覚に襲われていた。

ゆうた

ゆ…め…?

ゆうた

でも、なんか懐かしいかったな…。

ゆうたが一生懸命考えていると…

カーンカーンカーン!

りお

朝食の時間でーす!!

りお

食べますよ〜〜〜!!!

朝食を伝える鐘の音が聞こえた。

ゆうた

あっ!もうこんな時間なの!?

ゆうたは慌てて起き、クローゼットに向かった。

ゆうた

えーっと、今日の服は…これか!!

毎朝一人一人服が用意されていて、孤児達はそれを着る。

ゆうた

あ~っれ?これ、かなとくんの?

ゆうた

僕の、どれ~!?

みきこ先生

さて、全員揃いましたか?

かなと

みきこ先生!!ゆうとくんがまだ来てません!!

みきこ先生

あら、本当だわ。

ゆうた

ごめんなさ~い!!

あずま先生

あら、来たわよ。

みきこ先生

ゆうとくん!!良かったわ。

ゆうた

ぼくの服どれか分かんなくなっちゃって…。

あずま先生

そういうこともあるから、気にしないで。

ゆうた

うんっ!ありがとうございます!

みきこ先生

さて、全員揃ったところで…挨拶をしましょう!

りお

はーい!!

りお

食べ物の恵みに感謝して…

りお

いただきます!!!

全員

いただきまーす!!!

あずま先生

あれ、こぼしてるわよ。

なゆた

えぇ!?ほんとだぁ…

みきこ先生

こらこら、ばっかり食いしないの!

いくと

はぁい!

いつもと同じように朝食の時間が過ぎていく。

みんな楽しくて、嬉しくて、何も気にかかっちゃいなかった。

ただ、ゆうたは気にかかっていることがあった。

ゆうた

夢なのかなぁ…。

心の中では夢だとは思っていても何かが夢と思うことを拒否していて、

どうにもできないのだ。

あずま先生

あら、ゆうた。

あずま先生

ごはん、減ってないわよ?

ゆうた

あっ、あずま先生…。

あずま先生

何か悩み事?

ゆうた

うん…。

あずま先生

あら、話してみなさい?

あずま先生

これでもカウンセラーなんだから。

ゆうた

ふふっ、うん!

ゆうた

えっとね…なんか今日の朝にね?夢…をみたの。

あずま先生

夢?

ゆうた

うん。

ゆうた

なんだかとっても懐かしい感じがしたの。

あずま先生

その夢にだれかでてきたの?

ゆうた

うん。

ゆうた

何も知らない人。でもね、その人はぼくのこと知ってるみたいだったの。

あずま先生

へぇ…。そうなのね。

ゆうた

うん。その人ね?

ゆうた

「もう大丈夫よ」って言ったの。

ゆうた

ぼくが「だぁれ?」って聞くと「忘れちゃったの?」って言われて考えてみたんだけど

ゆうた

全然分からなかったの。

あずま先生

あら…。

ゆうた

そしたらねその人、ぼくのことを世界一大好きな人だよってヒントをくれて、

ゆうた

ずっと側にいたんだって。

あずま先生

…。

ゆうた

誰なのかなぁ、あずま先生。

あずま先生

えっ?あっ、そうね…。

あずま先生は一瞬動揺したみたいだった。

らう

お久しぶりです。らうです。

らう

ちょっと全作品を消しました。

らう

今回の作品は孤児・親のいない子供達がテーマとなっています。

らう

なによりも大切な家族の事を書いていけたらなと思っております。

らう

どうか、よろしくお願いします。

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