テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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レコーダーに拾われました

第6話 - IN　学校

213

2025年01月21日

#ハンドレッドノート

#愛され

#踏分誠一

#スワロウテイル

FROM13

IN　学校

先生

それでは、学校説明は、以上になります。

誠一

え、もう終わりなんですか

先生

ええ、この後は、学校の中を保護者とお子様ご自身で
見学してもらいます。

リク

分かりました。

先生

それでは、何かあったら、職員室にいますので、お伝えください。

リク

行っちゃった。。。

誠一

ほんならリクちゃん、
このあとは俺と、見学しよっか。

リク

はい。

誠一

ん、それじゃ。

（手を差し出す）

リク

（？握手）

リク

（手を握る）ぶんぶん

誠一

？あ、ごめん、手ぇ繋ぐのいややった？

リク

え、あ、いやじゃないです！

リク

（あれ、手ぇ繋ごうとしてたの！？）

誠一

ふ。。。

誠一

あははははははははっ！！

リク

うわっ！？

誠一

ははははははははははははは

誠一

ひゃー、ごっつ笑いすぎてお腹痛いわぁ！

リク

そんなに笑います！？

誠一

いやーリクちゃんって意外と芸人肌なんやな！

リク

なんですか芸人肌ってWW

誠一

ははは、それもそうやなW

キーンコーンカーンコーン

リク

あ、チャイム

誠一

あ、じゃあ、そろそろ行こか。

リク

はい！

誠一

さてと、一通り学校見学できたけど。。。

リク

つ、疲れました。。。

誠一

せやな、いったん、休もか。

誠一

俺、飲み物買うて来るわ。

一人になる

リク

（普通に整備とか整ってる学校だったし、ここだったら。。。）

なんだかんだで、いい学校だったし、安心感と疲労が混ざってボーっとしてたら、

リク

うわっ！？

急に、誰かに手を引かれた。

リク

え、ちょっと！？

そのまま手を引かれ、着いたのは空き教室のようなところだった。

リク

ここは。。。

ハナ

あ、ごめんね、急に引っ張っちゃったりして！

リク

は、はあ。

ハナ

えっと、まずは私から名乗るね。

ハナ

ハナっていいます！

リク

え、り、リクっていいます。。。

リク

あの、なんでわたしを？

ハナ

あ、ごめんね！？

ハナ

ちょっとだけ厄介なことがあって、

リク

はあ。。

ハナ

あのさ、楽器とかって、出来たりする。。。？

リク

え、まぁ、一応。

ハナ

ど、どんな！？

リク

バイオリンとか、クラリネットとか、

リク

あ、あとギター類も。。。

ハナ

じゃあ、尚更好都合じゃん！！

ハナ

あのさ！

リク

？

ハナ

私と一緒に！

軽音部立ち上げない！？

リク

。。。。えっ

ハナ

もちろん今すぐってわけじゃなくてまあ私としては今すぐが良いけど。。

リク

ちょっと待ってください！！

ハナ

ん？

リク

あの、何か勘違いされてると思うんですけど。。。
私、ここの生徒じゃなくて。。。

ハナ

。。。。へ？

リク

ここに転校しようか迷ってて。。。それで。。

ハナ

でもでも！要は来る予定ってことだよね！！

リク

。。。まぁ。そうですね。。。

ハナ

じゃあさ！！私！この部屋にいるから、
来てね！

ハナ

あ、それじゃあ私、先生に呼ばれてるから！！
！！じゃあ！

リク

え、ちょっと！？

リク

じ、、自由な人だなあ

リク

不在着信

リク

あ、誠一さんからだ

リク

不在着信

リク

不在着信

リク

いや、めっちゃ届いてるし。。。

リク

えっと、「ごめんなさい、変な人に勧誘されてました」っと。

リク

さて、屋上に戻るか。。。

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