眩しい光に目が覚める
羽瑠
辺りは少し日が暮れている
どうやら私も寝てしまったみたい
羽瑠
ふとベットの方へ視線を向ける
マイキー
マイキーはまだ寝てるみたい
羽瑠
多分もうみんなは下校してるはず
羽瑠
マイキー
寝起きが悪いせいで全く起きない
羽瑠
ギュッ
羽瑠
いきなりマイキーに引き寄せられたかと思えば抱きしめられた
羽瑠
恥ずかしいけど嬉しい気持ちで溢れそう
でもこの気持ちもすぐに打ち砕ける
マイキー
羽瑠
なぁんだ
夕空ちゃんか
少しは期待したんだけどな
羽瑠
別に、いいけどさ
マイキー
ようやく起きたマイキーは目を擦っている
羽瑠
マイキー
そう言ってマイキーは起き上がった
羽瑠
背伸びをしているマイキーにそう聞く
マイキー
やっぱり拒む貴方
羽瑠
これは嘘
マイキー
だってこうでもしないと貴方は私と帰ってくれない
マイキー
羽瑠
これくらいいいよね
たまには私と居てくれたっていいでしょ
でも、心がまた黒く染まってしまったな
羽瑠
マイキー
マイキーとは久しぶりに帰る
いつもは夕空ちゃんと帰ってしまうから
なんだか少し朝とは違って緊張してしまう
羽瑠
何となく話す話題が無くて間違ったことを言ってしまう
マイキー
彼の返事は素っ気ない
羽瑠
マイキー
羽瑠
マイキーにそう聞く
マイキー
羽瑠
友達として、か
じゃあさ
羽瑠
なんでだろう
分かりきってるのにそれでも聞いてしまう
それはきっと、どこかで期待しているからかな
まぁでも
マイキー
現実はそう甘くはない
羽瑠
マイキー
マイキー
私は友情としてなのに
夕空ちゃんは恋愛なんだ
...顔も赤く染めちゃってさ
羽瑠
マイキー
夕日のせい、
じゃあ、私のこの嫉妬は何のせい?
マイキー
そう言って手を振るマイキー
羽瑠
私も手を振り返す
羽瑠
マイキー
羽瑠
貴方からの愛が貰えなくても
傍にいたい
マイキー
羽瑠
それは
この先きっと空くことなんてないんでしょう?
今日は土曜日
ドラケンにマイキーがここに居ると聞いてきたんだけど
羽瑠
三ツ谷
千冬
他の人もいるみたい
羽瑠
場地
確かに最近会っていなかった
羽瑠
夕空
マイキー
奥ではじゃれあってるマイキー達がいる
羽瑠
ドラケン
と、ドラケンが謝ってくる
羽瑠
それより私はマイキーに伝えたいことがあったのだ
羽瑠
私はマイキー達の方へと近寄る
マイキー
羽瑠
そう言ってチケットを出す
最近遊園地のチケットを貰ったからマイキーと行きたかったのだ
マイキー
まさかの予想外の言葉
羽瑠
さすがにここまで夕空ちゃんは出てこないと思ってた
羽瑠
これだけは譲れない
私は...マイキーと行きたいんだ
マイキー
夕空
三ツ谷
また夕空ちゃん
いっつも夕空ちゃん夕空ちゃんって
もう、聞き飽きたよ
羽瑠
流石にここまで来るとただ自分が惨めに思えて泣きそうになる
でもここで泣いても意味が無い
だから唇をグッと噛み締める
ドラケン
みんなもその事に気づいて焦ったのかマイキーに近づく
千冬
すると千冬がいきなり大声を出した
羽瑠
千冬
まってよ
マイキー
夕空
私、
ドラケン
マイキーと2人でいきたかったのに
羽瑠
あー
でも今更こんな事言えないよね
きっと千冬が気遣ってくれたんだろう
でもそれは私を苦しめるだけ
羽瑠
千冬
羽瑠
でもそんな事みんなには言えないや
、マイキーのばか
コメント
2件
最高すぎます!!羽瑠ちゃんが可哀想すぎて本当に…😭