隣で

お世話になりました...！

うん！

(2週間も休んでみんなに心配かけた...遅れもとったし取り戻さないと....！)

爆豪くん...結局来てくれたんだね

気にしなくていいのに...

(反社集団との戦闘のことは覚えてる。なのに轟くんから聞いたその事件における爆豪くんについての記憶だけは抜けてる....。何にせよ、爆豪くんが気に病むことなんて、ひとつもない。)

ば、爆豪く

ひぃっ

ん？

.....ｯｯ

大....丈夫.....

凄く...断片的ではあるけど...ほんの少しだけ、記憶が戻ったかもしれないんだ..

....かっちゃん

かちゃかちゃって何だろうって考えてたら、幼い君をそう呼んで小さな背中を追いかけた記憶が蘇ったんだ。

考え無しに発言するような人じゃないだろう？

...ふふ

う、ううん！なんでもないよ

(...だって、言ったらまた怒るだろうから。)

(かっちゃんって呼んだとき、
君の口角が、上がっていたこと。)