テラーノベル
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⚠ATTENTION⚠
・実験施設、人外、能力者パロ ・ソナチ、アメナチ ・センシティブなし ・なんでも許せる方向け
⚠️戦争賛美、政治的な意図、政治思想、思想的な主張は決してございませんのでご了承ください ⚠️史実とは一切関係ありません ⚠️史実ネタでもございません ⚠️すべて、私の妄想です
では、どうぞ⬇
赤ランク区画は、静まり返っていた。
重い鉄の扉。 冷たい照明。 無機質な白い壁。
その中央に、ナチスは立っている。
昨日のログは、すでに処理済み……
――の、はずだった。
重い足音が響く。 規則正しく、迷いのない歩幅。
扉が開く。 入ってきたのは、上層部の人間――ボス格。
黒いコートを纏い、感情のない目でナチスを見る。
ボスらしき人物
低い声。 冷たい空気が一段階下がる。
ナチスは無言で敬礼する。
ボスらしき人物
淡々とした評価。 そして、わずかに目を細める。
ボスらしき人物
その言葉は、静かだった。 だが、刃のように鋭い。
ナチスの指先が、わずかに強張る。
ナチ
抑えた声。 ボスは首を傾ける。
ボスらしき人物
一歩、近づく。
ボスらしき人物
その言い方は、本当に“当然”という響きだった。
逃げ場はない。
常に見られている。
判断も、迷いも、視線も。 すべて。
ナチスの思考が、一瞬止まる。
返す言葉が、出ない。
合理性で選んだはずだ。
…情ではない。
データ不足。 観察価値。
そう、整理したはずなのに。
ボスらしき人物
ボスの声は続く。
ボスらしき人物
空気が張り詰める。
その瞬間……
???
軽い声が割り込んだ。 壁際にもたれていた星条旗の影。
アメリカ。
いつの間にか、そこにいる。
アメリカ
わざとらしく肩をすくめる。
アメリカ
ボスが視線を向ける。
ボスらしき人物
その言葉は、最後まで続かなかった。
重く、静かな足音した。
空気が変わる。
赤ランク区画の入口に、もう一人立っていた。
ソ連ーー。
何も言わない。 ただ、まっすぐにボスを睨みつける。
その視線には、露骨な敵意はない。 だが、圧がある。
重い。 押し返すような、無言の圧力。
ボスが眉をひそめる。
ボスらしき人物
ソ連
ソ連は一歩、前へ出る。
それだけ。 だが、その一歩で十分だった。
ボスの足が止まり、視線がぶつかる。
やがて、ボスは舌打ち混じりに息を吐いた。
ボスらしき人物
踵を返す。
ボスらしき人物
それだけ言い残し、赤ランク区画から去っていった。
静寂……。 ナチスは動けない。
何が起きたのか、整理が追いつかない。
ソ連は、まだそこにいる。 だが、何も言わない。
しばらくして、低く一言。
ソ連
それだけ。 そして、踵を返す。
黒ランク区画へ戻っていく。
ナチスは、その背中を見送ることしかできない。
…理解できない。
なぜ。
なぜ、庇った。
意味が分からない。
その場に立ち尽くす。
アメリカ
小さな笑い声。
アメリカだ。
アメリカ
そう言って、ソ連の後を追っていった。
廊下の先で追いつく。
アメリカ
呼びかけて、ソ連は止まる。
振り返らない。 だが、睨むような視線だけが返ってくる。
ソ連
アメリカ
アメリカは腕を組む。 ソ連の声は低い。
ソ連
淡々と。 感情を隠すように。
アメリカの眉がわずかに寄る。
アメリカ
少し、苛立ちが混じっていた。
アメリカ
沈黙。
ソ連は睨みつけたまま。 何も答えない。
やがて、視線を逸らし、そのまま歩き出す。
去っていく背中。 アメリカは小さく息を吐く。
アメリカ
ぽつりと。 独り言のように。
そして、踵を返して、赤ランク区画へ戻った。
そこには、まだ立ち尽くしているナチスがいた。
アメリカ
ナチ
軽い調子で声をかける。 だが、その目は少しだけ優しい。
アメリカ
ナチスは、何も言えない。 ただ、静かに視線を落とす。
監視カメラは、今日も無音で回り続けている。
情は、許されない。
それでも。
何かが、確実に変わり始めていた。
To be continued
コメント
5件
三角関係だったりします…? そうじゃないにしろ尊すぎる…😇
うへへ( ◜ω◝ ) 学校行かないといけないのにこれから目が離せない…

もう好きすぎて真夜中なのに興奮してしまいましたよ!続編楽しみに待ってます!