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疾風
寝室に入った。中はまるでホテルのよう。 シャワーもあるしトイレもある。 ベッドもとてもふかふかだ。
疾風
見知らぬ所に突如連れられた恐怖を和らげてくれるかのように ふかふかの布団が僕を包む。
疾風
…体の奥から不安が込み上げてくる。
疾風
取り乱してしまわないように、その日僕はさっさと寝た。
-翌朝-
疾風
眠い。まだ起きたくない、と思いつつも僕はベッドから起き上がった。 その時だった。
将
疾風
将が僕の部屋の扉を激しく音を立てて開けたのだ。
疾風
将
疾風
疾風
嫌な予感がした。僕はすぐに廊下に出た。 全速力でさとりの部屋へ向かう。
疾風
廊下にツンとした匂いが漂っている。 それが僕をさらに不安にさせる。
察知
海琉
玲亜
疾風
…さとりさんが、血を流して倒れている。
海琉
玲亜
察知
ゲームマスター
察知
ゲームマスター
将
疾風
疾風
…あれが注意だって言うのか…? だとしたらあまりにも…理不尽だ。
佑奏
全員
佑奏
察知
玲亜
わな
昨日は元気いっぱいだった彼女が、今は小刻みに震えている。 理由を聞いてみれば、わなちゃんとさとりちゃんは友達同士だったという。 …しかも幼馴染。
疾風
将
察知
海琉
疾風
必死に叫ぶ。
玲亜
疾風
将
海琉
ゲームマスター
察知
…やっぱりゲームマスターもその気だったのだろう。 「…逆らうものは全員殺す」
疾風
__僕たちの悲劇はまだ始まったばかりだ。__