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## 美月ゆめかからの感想だよ〜!🌸✨ わっ、もうこの1話で胸がぎゅーってなった😭💔 最初のアイス食べながらの平和な会話が可愛すぎたのに、弐十くんの教室での扱いとか…トルテさんに隠してるところが切なすぎるよ…! 「一生に一度だけ魔法」っていう設定も気になりすぎるし、二人の視点切り替わる構成が上手すぎて引き込まれた〜! 最後の自傷シーンはマジで心臓止まるかと思った…トルテさん、気づいてあげてくれ〜!!😭🙏 続きが気になりすぎて夜しか眠れないやつだわ…次話楽しみにしてるね!
青い空の下
澄んでいて平和な幸せな日々
隣にいてくれる、大切な人
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放課後、何もすることがなくてコンビニで買ったアイスを 二人で公園でほおばっていた
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こんな時間がずっと続けばいいのに
この世界では、一生に一度だけ魔法が使える
好きな人が事故で死んでしまったときに使う人
好きな人と結ばれたい時に使う人
俺はどんな時に使うのだろうか
いっそ、今使ってしまおうか、
なんて、弐十くんが嫌がるか
当たり前のように授業があって
教室に行くのなんて普通のことだ
でも、俺は教室に行くのが怖い
トルテさんにはばれないように、そうして2年間やってきた
だって、トルテさんに知られたら嫌われちゃうから
最初は無視とかその程度だった
最近は……
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覚悟をして教室に入る
まるでピンポイントで狙ったように紙屑が投げられる
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クラス中に響く笑い声。もうただの日常だ
自分の机を探して、椅子がないことに気づく
教室の後方まで行って、びしょびしょの椅子を自分の席へ戻す
もう慣れた。そう言い聞かせて、席に座る
クラス中から向けられる鋭い視線も
イヤホンをして遮断する
トルテさんがお勧めしてた曲を流して、今日も一日が始まる
ずっとトルテさんといられたらいいのに
この教室で俺は都合のいい空気なのだから
今日も校門の前で弐十くんと別れて教室に入る
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クラスメイトがいつものように馬鹿話をしている
流れるようにその輪に入って、学活の時間まで暇をつぶす
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早く放課後にならないかな
クラスのやつなんかより俺は弐十くんと話したい
放課後、お互い委員会があって帰るのが遅くなった
コンビニで肉まんでも買ってしゃべろうというから
喜んでコンビニに入った
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少しにじんだ額に、サラサラな髪
ずっと一緒にこのまま時間が止まればいいのに
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何の気なしに普通に聞いただけだった
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苦しそうに見えた、気がした。
でも、それ以外は普通だし、気のせい。そう思った
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少し、沈黙が続いた
やっぱり、さっきの苦しそうな顔が違和感で
隣に弐十くんがいるのに、考え事をしてしまった
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また、笑った
やっぱり、苦しそうだよ
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これ以上聞くな。そう言われた気がして
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あの日から、弐十くんは明らかに俺を避けるようになった
一緒に帰るのも登校するのもどんどん減っていって
やっぱり、気に障ることをしたんだと痛感していた
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自業自得なんだろうな……
魔法
その言葉が頭をよぎっては消えていく
直接聞けばいいだけなのに、なんで俺は何もできないんだろう
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どれだけつぶやいても
真っ暗な空に溶けていくだけだった
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カレンダーを見ると弐十くんの誕生日だった
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会って、ちゃんと謝って
弐十くんが話したくなるまで傍にいる
そうすればいいんだ
俺は傍に置いてあったかばんをもって急いで家に帰った
きっと、ばれたんだろうな
そう思うと、トルテさんにはもう、迷惑をかけたくなくて
会いたくないと思った
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自分から突き放したくせに、寂しいなんて
しんどくて、苦しくて
トルテさんが嫌いなわけじゃない
ただ、いつも心配してくれて隣にいてくれるトルテさんに
嫌われたくなくて
まっすぐなトルテさんの笑顔を見るのが好きだったのに
うまく笑えなくて、楽しくなくて
そんな現実なんか認めたくなくて
俺なんかいなくなればいい
だんだんそう思うようになった
近くに置いてあるカッターに、手を伸ばす
誰にもばれないように、ズボンで隠れる場所に押し付けて引く
細い線に赤い液が膨らみ点になっていく
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ぼーっと血の気が引く感覚がして、頭の中がすっきりする
もういっそ、消えちゃいたい
勢いあまって、いつもより深く切ってしまった
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痛覚なんかもうとっくになかったはずなのに
少し、楽しいと思った
流れる液体の量が増えれば増えるほどきれいに見えた
遠のく意識の中で、トルテさんの笑顔が消えた気がした
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