アラン
どうも。アランと申します。
以後お見知りおきを。
3人目の魔法少女が一向に見つからない予感しかしない今日この頃です……
本日は私目線でのお話になります。
それでは本編どうぞ……
以後お見知りおきを。
3人目の魔法少女が一向に見つからない予感しかしない今日この頃です……
本日は私目線でのお話になります。
それでは本編どうぞ……
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ーーーある日ーーー 紫月の家
紫月
ただいま〜
琥白
お、おじゃましまーす……
紫月ママ
おかえりなさい〜
あらお友達?
あらお友達?
紫月
そうよ!この子は琥白!
お部屋で遊ぶから入ってこないでね!絶対よ!
お部屋で遊ぶから入ってこないでね!絶対よ!
紫月ママ
はいはい……
琥白
お、おじゃましちゃってすみません…
紫月ママ
あら!全然いいのよー!気にしないでちょうだい😊ごゆっくり〜
バタン 紫月たちの部屋
琥白
わぁ紫月の部屋って広いのね!
紫月
お兄ちゃんと一緒だからよ
紫月
朝早くて夜遅いからあんまり同じ部屋には居ないけどね!だからほぼ自分の部屋みたいな感じね
琥白
そうなんだ〜!
自分の部屋か……
自分の部屋か……
紫月
?
今何か言ったかしら?
今何か言ったかしら?
琥白
う、ううん!なんでもないよ!
紫月
で私たちに話って何よアラン
アラン
ようやく私の出番だね。
紫月
何言ってるのよ
アラン
こっちの事情さ。
アラン
ゴホン
今日は君たちに話があって集めたのさ
今日は君たちに話があって集めたのさ
紫月
それは知ってるわよ
琥白
何の話?
アラン
魔法少女タイムについて詳しく話そうと思ってね。
本当は3人目の魔法少女が見つかってからにしようと思ったのだけれど見つかる気配がないから先に話そうと思ったのさ。
本当は3人目の魔法少女が見つかってからにしようと思ったのだけれど見つかる気配がないから先に話そうと思ったのさ。
紫月
なるほどね
琥白
ほうほう…
アラン
まず初めに魔法少女タイムというものは昔の魔法少女達が自分の寿命を削って変身していた時間のこと……というのは知っているね?
紫月
私は聞いたから知っているけど……琥珀は?
琥白
私は初耳ですね
アラン
そうだったか。ここで説明出来てよかったよ。
アラン
そして、この魔法少女タイムというものは歴代の魔法少女たちによって受け継がれてきたのだけれど時が経って行くにつれ『代償』が無くなっていったんだ。
紫月
代償?
琥白
つまり、昔の魔法少女で言う自分の寿命ということですね?
アラン
さすが琥白だね。その通り。
魔法少女たちは自分の寿命を使わなくても変身ができるようになった。
魔法少女たちは自分の寿命を使わなくても変身ができるようになった。
アラン
しかし。その魔法少女達が使える魔法に『代償』が出てくるようになったんだ。
紫月
なるほど……?
琥白
私で言ういのちのゲージ……ですね?
アラン
ご名答。紫月…少しは琥白を見習ったらどうだい?
紫月
うるさいわねっ!
琥白
ふふっ🤭
アラン
琥白のようにその人の使う魔法によって消費するものが違う。
そして前も説明したようにその人が使える魔法にはその人自身の過去にまで影響されることがあるんだ。
そして前も説明したようにその人が使える魔法にはその人自身の過去にまで影響されることがあるんだ。
琥白
………………
紫月
じ、じゃあ私の手からビームは?
アラン
それは私にはわからない。紫月自身の過去の問題だからね。
紫月
なーんだ……
アラン
…………。
そしてその魔法の中でも歴代の魔法少女の中で1人だけ自分自身ではなく
『他人』を代償にして使う魔法を使っていたものがいたらしい。
そしてその魔法の中でも歴代の魔法少女の中で1人だけ自分自身ではなく
『他人』を代償にして使う魔法を使っていたものがいたらしい。
紫月
えっ……
琥白
そ、そんなの有り得るんですか……
アラン
あぁ。その人の過去のトラウマが自分の死……さ……。
紫月
………………?
紫月
なんで死んだのに魔法少女になれているの……?
琥白
死ぬ直前……もしくは死んだ直後に魔法少女になった……というわけですかね?
アラン
多分そうだろう……
彼女がどう戦ったのかは知らないが相当な強さだったらしい。
彼女がどう戦ったのかは知らないが相当な強さだったらしい。
琥白
過去の自分の死をきっかけに他人を傷つけて戦う魔法少女……
紫月
彼女が背負ってきたものの分だいぶ強そうね……
アラン
今日君たちにこの話をしたのは……
その『他人』を傷つけて魔法を使う魔法少女が3人目の魔法少女かもしれないからだ。
その『他人』を傷つけて魔法を使う魔法少女が3人目の魔法少女かもしれないからだ。
紫月
え?
琥白
え?
紫吹
え?
紫月&琥白
ってええええええ!?!?!?
琥白
紫月!?誰!?誰なのこの人ー!?
紫月
お、お、お、お兄ちゃん!?
紫吹
え、あ、ど、どうも紫月の兄の紫吹です……
アラン
これはこれはお兄様。いつも大変お世話になっております。アランと申します。以後お見知りおきを。
紫吹
えぇー!?雀が喋ったー!?
ってあんま驚かんけどな……
ってあんま驚かんけどな……
紫月
な、なんでよ!?
紫吹
だって何となく気づいてたし
アラン
さすがですね。
紫月
てかなんでこんな早く帰ってきてんの!?
紫吹
え!?ダメだったん!?お兄ちゃん悲しいよ……シクシク
紫月
気持ち悪いわ!!!
琥白
紫月…!お、落ち着こう……?ね?
紫吹
おっ紫月のお友達かな?
どーも紫月の兄です!
どーも紫月の兄です!
琥白
紫月のお、お友達の琥白です!
紫吹
紫月学校でどうよ?コソコソ
琥白
運動がすごくてびっくりしました!
紫吹
素直な子だなぁ!可愛いわ!
紫月
お兄ちゃんそれセクハラよ!
琥白が可愛いのは認めるわ……
琥白が可愛いのは認めるわ……
アラン
ゴホン
そろそろ話してもいいかな?
そろそろ話してもいいかな?
紫吹
っとその前に紫月たち魔法少女だったん?
紫月
そ、そうだけど……何よ……
紫吹
んー?いや妹は兄に似るなーって思っただけだぜ☆
紫月
は?何その語尾の星…気持ち悪い……
紫吹
お兄ちゃんへのあたり強くない!?
琥白ちゃんもなんか言ったげて〜(T_T)
琥白ちゃんもなんか言ったげて〜(T_T)
琥白
あ、あはは……は
(似てるってどういうこと……?)
(似てるってどういうこと……?)
紫吹
とまぁお兄ちゃんはお仕事が忙しいんでここらで失礼しますな!アランさんもまたな!
アラン
はい。お兄様またおやつ待ってますね
紫吹
おうよ!極上持ってきてあげるわ!
紫吹
んじゃまたねーん!
ヒョイっ 二階の窓から飛び降りた紫吹
琥白
えぇぇぇ!?!?
紫月!!お兄さん大丈夫なの!?
紫月!!お兄さん大丈夫なの!?
紫月
あー大丈夫よ?いつもこうだから安心してちょうだい!
琥白
え、えぇ……
(この兄妹運動神経どうなってんの……)
(この兄妹運動神経どうなってんの……)
アラン
で、話の続きなんだが……
アラン
その3人目の魔法少女が見つかった時…
クラウン星と地球の時空の歪みからメフィストが出てくるかもしれないんだ…
クラウン星と地球の時空の歪みからメフィストが出てくるかもしれないんだ…
紫月
メフィストってあの……
琥白
????
琥白
クラウン星?メフィスト?
アラン
そうか琥白は知らなかったね
アラン
私はクラウン星という星から来た元人間の王子だ。そしてそのクラウン星の悪の組織メフィストのボスがメフィスト。
OKかい?
OKかい?
琥白
は、はい…
雀さん人間だったんですね……
雀さん人間だったんですね……
紫月
そうなるわよね!?私も最初びっくりしたわよ……
アラン
とまぁ話をまとめれば3人目の魔法少女はなんかすごいヤツでその魔法少女が見つかる時すごい強いボスのメフィストが現れるって訳さ。
紫月
な、なるほど?
琥白
紫月そろそろキャパオーバーね……
ふふっ🤭
ふふっ🤭
紫月
ち、ちょっと!笑わないでよ!もう!
アラン
そして紫月。君はさっきも言ったとおり君の魔法の『代償』というものがまだわかっていない。だからあまりむやみに魔法を使わない方がいいと思うよ
紫月
魔法ってあの手からビームのやつ?
アラン
そうだね。君の場合何を犠牲にしているのかが分からないからむやみに使うと君が死んでしまうかもしれない。
気をつけるんだよ?
気をつけるんだよ?
紫月
いえっさー!
紫月
でも『代償』さえ分かれば使ってもいいってことよね?
琥白
その代償が大きくなければ……ね
アラン
そうだね……
紫月
……?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 改めて魔法少女タイムについての話を聞いた紫月と琥白。その途中に紫月の兄、紫吹に魔法少女であることがバレてしまうがやけに冷静でしたね…… また次回もお楽しみに……
紫吹
紫月!俺へのあたり強すぎない!?
でもそんなところも可愛いぜ!!我が妹よ!
でもそんなところも可愛いぜ!!我が妹よ!
続く