汚れた世界で生きる私と彼ら

とある夜

ﾊﾞﾝｯﾊﾞﾝｯ！

銃声が降り注ぐ夜…書類を抱えて逃げ惑う元部下

裏切り者がココ最近紛れ込んでいる事が多い…

取っ捕まえて拷問させても何一つ 吐かない事が多い

突然…こんな事が起き始めたのだ

ﾊﾞﾝｯ!!

しょーは血が着いた頬を親指で拭い取る

地面に伏している女に近づき書類を奪い取り伯玖に渡す

部下）ｯ…話すわけないだろ

ｷﾞｼｯ…

書類を見て頭を抱える

何故か…簡単に言おう、裏切り者全員狙う書類が私関係の話なのだ

まぁ、確かに私はここのボスだから私の情報を握り締めるのは確かに大切だ

だが…命を懸けてまで普通やるか？と、 言う事だ

こっちを狙っている別組織が例え仲間を唆して情報を盗もうとしてもバレて… 無駄に苦しませる事しかない

仮に仲間を裏切り者に仕立て上げ戦力を少しずつ減らそうとしても無意味…

ほぼ毎日の様に新人が入り戦力を メキメキと上げていくからだ

そんな事を考えながら出されたココアを飲む

そう、私単体の情報も確かに重要かもしれないがそれより会社そのものの 情報の方が大切だと思う…

伯玖は口でグレネードの栓を引き抜き扉に向かって投げ捨て私の頭をポンポンと撫でた

ﾄﾞｶﾝｯ＿

ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ…

モブ）お頭！！狙ってたやつ等が来やがりました！

モブ）何だこのデカブツ！

男の顔面に手を伸ばし…鷲掴みにして地面に叩き付ける

ﾀﾞﾝｯ!!

モブ）ぅ"ｯ……

伯玖の名前を呼ぶと離れていた伯玖が私に向かって銃を投げ渡して来た

クルクルっと銃を回し持ち直す

ヤクザのボス）ﾁｯ…クソアマが！‪！💢‪💢

銃を持ったまま男に真正面から近づく

ヤクザのボス）はｯたかがガキ1匹何が出来て＿

男は笑っているが2発発砲

頬を掠めるギリギリで発砲…男は大袈裟に避け身体が傾いた時に男の顔の下に入り込む下から思いっきり蹴りあげる

ヤクザのボス）ぅ"ぐｯ＿(こいつ、慣れていやがるｯ！)

体勢を立て直し男の顔を真横から蹴る

ｶﾞｽｯと痛々しい音がした後に男は横に 吹っ飛び壁にぶつかった

ヤクザのボス）ぅ"ｯ…ｹﾞﾎｯｺﾞﾎｯ……

髪を鷲掴みにし銃口を口に突っ込む

後ろからよく分からんモブが近付いてくるが翔が殴る

ヤクザのボス）ｯ……

睨み付けて来るがムカつくから右目に 発砲

ﾊﾞｼｭｯ＿

ヤクザのボス）う"ぁ"ぁぁぁ"あ"ぁ"あ"！！！！！！！！！

左目に銃口を向けると男は「ふ、フロスト！フロストハイムだ！！！」 と叫んだ

ヤクザのボス）あいつ！冠氷尋が俺らにお前の情報を盗めって言ったんだ！！

ヤクザのボス）あ、あぁ！そうなんだ！これは嘘じゃねぇ！マジだ！！

ヤクザのボス）あｯ、ある！ある！ あるから！！

首根っこを掴んで「連れてけ」と言うとヤクザのボスは私を連れて部屋に 向かった

ヤクザのボス）あ、あぁ……

ヤクザのボスは手探りでタンスを漁り 書類を幾つも出して来た

決定付ける証拠が幾つも幾つも…

ﾊﾞﾝｯ!!＿

ヤクザのボスの額を撃ち抜き証拠を集めて先程まで居た部屋に向かう