体育祭まであと少しというところである事件が起こった。
雨宮 望叶
優樹が骨折した、、、?
体育顧問
あぁ、、、昨日階段から誤って転落したらしい。今日の放課後お見舞いに行ってやってくれ。
体育顧問
あと、体育祭の二人三脚のことだが、、、残念ながら優樹は出られないらしい、、、残念だ。
雨宮 望叶
じゃあ私はどうすれば、、、
体育顧問
他の奴と組んで出るしかない。
雨宮 望叶
嫌です、、、絶対!!!
雨宮 望叶
今まで優樹と練習を頑張ってきたんです。しかももう、本番まであと少ししかないんです。絶対に嫌です。
体育顧問
その気持ちは十分わかる。だが、骨折をしていて優樹は出れない。
体育顧問
どうしようもないだろ!!!こうするしかないんだ。頼む、、分かってくれ、、、
雨宮 望叶
ッ、、、、、
一生懸命練習したあの時間はなんだったんだ、、、優樹のバカ!!!
この日、初めて私は優樹と喧嘩した。
晴野 優樹
あっ、、、望叶、、、来てくれたんだ、、、
雨宮 望叶
うん、、、
晴野 優樹
もしかして怒ってる、、、?
雨宮 望叶
優樹のせいで、、、全てがめちゃくちゃになった。
雨宮 望叶
今年、優樹と一緒に1番楽しい体育祭が出来るかもって思ってたのに、、、
雨宮 望叶
優樹のせいで、、、
晴野 優樹
ごめんってだから落ち着、、、
雨宮 望叶
黙って!!!もう優樹なんて知らない!!!
ガラガラガラ、、、
私は病室を開ける。
晴野 優樹
ねぇ待って!!!!望叶待って!!!!
優樹の声が聞こえる、、でももう知らない
雨宮 望叶
バイバイ優樹、、、
それ以来私は優樹に三ヶ月ほど会わなかった。