TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

急に異世界に飛ばされて。

一覧ページ

「急に異世界に飛ばされて。」のメインビジュアル

急に異世界に飛ばされて。

4 - 急に異世界に飛ばされて。終

♥

40

2019年10月13日

シェアするシェアする
報告する

私はあの光景を見てから徐々に怖くなっていった。

美織

私も……あんな風になっちゃうの、かな

美織

……学校辞めることは出来ないのかな

美織

よく良く考えれば

美織

お母さん達や、友達も…心配してるよね

美織

……蓮弥くんに聞いてみよう

美織

蓮弥くん、今大丈夫?

蓮弥

大丈夫だけど、なに?

美織

今日の、マーニャ先生見てたらなんか怖くなっちゃって

美織

リリー王国じゃなくて…

美織

地球に帰りたいなって

蓮弥

……

美織

学校辞めることは出来るの?

蓮弥

そんなの、、出来るわけねぇだろ。

蓮弥

今日みたいになれば、退学だけど

蓮弥

自分から退学なんて出来たもんじゃない

美織

や、やっぱりそうなんだ……

蓮弥

なんかさ

蓮弥

リリー王国、おかしくね?

美織

え?

蓮弥

地球に住んでた奴が俺らだけって…おかしいよ

蓮弥

お前も聞いただろ?

蓮弥

魔法使いになろうって誘われてる時

美織

何を?

蓮弥

セイクリッド学校の生徒みんな連れて来いって言われてるとかなんとか

美織

……どういうこと??

蓮弥

はぁ、わかんないか

蓮弥

ごめん語彙力なくて

美織

いや、理解力なくてごめん
…笑

その時、私はアミーに初めてあった時のことを思い出した

美織

本気なの?私を魔法使いにさせるってのは

アミー

本気だよぉ……

アミー

今、リリー王国に住む人が減ってるから1人集めて来いって言われたの

アミー

リリー王国のセイクリッド学校の生徒はみんな集めてるはず

美織

蓮弥くん!

美織

思い出したよ!

蓮弥

よかった

蓮弥

そんで、全員集めてるならさ

蓮弥

もっと地球の奴、いるはずじゃね?

美織

確かに……

美織

あ、あと

美織

最初はゲームに出てきそうなくらいファンタジーな世界だなって思ってたけど

美織

なんか……おかしいよね

蓮弥

あぁ、食べ物を食べたあとは皆狂ったようにポジティブになるし

蓮弥

マーニャ先生に痛い目に合わされてる時も

蓮弥

絶対あれ演技だろって思ってる

美織

え、あれ演技なの!?

蓮弥

逆にわかんなかったのかよ

蓮弥

ま、よく見てみろよ

蓮弥

マーニャ先生の叩き方、めっちゃ弱いから

美織

そうなんだ…

蓮弥

なんか、なんとなくだけど

蓮弥

俺ら狙われてる気するんだよw

蓮弥

ミルフィーユも言ってたけど

美織

怖いこと言わないでよ…w

蓮弥

ま、注意しとけ

美織

うん……

美織

……蓮弥に早く来いって言われたから早く来たけど…

美織

早すぎたかな、誰もいない。

ガラガラガラ

蓮弥

おっ

美織

あっ!やっと来たー!早く来すぎちゃったかも〜笑笑

蓮弥

おい!シーーーーー

蓮弥は静かにしろとジェスチャーで言った

何故か半ギレ。

美織

(な、なんなの!)

蓮弥

(この学校の実態が見れるんだよ!)

美織

(は!?)

蓮弥

(しっ、静かに)

ガラガラガラ

マーニャ先生

はやくやりたいんだけど〜

ミルフィーユ

まだダメですよ〜先生

ミルフィーユ

急いだらダメですよっ

マーニャ先生

せっかく地球のやつなんだから……

ミルフィーユ

それはそうですけど……

マーニャ先生

あーーー!!!!!

マーニャ先生

嫌なの!早くあいつらを仕留めてよ!

ミルフィーユ

……はい

ミルフィーユ

今回は仕留めて何をするのですか?

マーニャ先生

地球をリリー王国にするのよ

マーニャ先生

宇宙を超えてリリー王国があるなんて夢があるじゃない

マーニャ先生

あの二人を殺れば、魂を乗り移らせてなんでもできるわ

マーニャ先生

しかもあの二人結構優秀でねえ

マーニャ先生

魔法も十分使えるのよ

ミルフィーユ

それは凄いですね

ミルフィーユ

じゃあ……これを渡しておきますので

マーニャ先生

えぇ、今日……呼び出して…

ガラガラガラ

アミー

おはよーございますー!

マーニャ先生

あら、遅いわよ〜アミー

アミー

ごめんなさい笑

ミルフィーユ

アミーはあの二人と仲良いでしょ?

マーニャ先生

頼りにしてるわ〜

美織

(……アミー…!?)

蓮弥

(……ミルフィーユまで、、しんじてたのにな)

美織

……

ガラガラガラ

美織

……

蓮弥

出ていったみたいだな

美織

ねぇ、蓮弥くん…私……

蓮弥

今日、なんかする気だな

美織

アミーもミルフィーユも敵だったってこと?

美織

……うっうっ

蓮弥

お、おい泣くなよ…!?

美織

蓮弥くんは敵じゃ…ないよね……?

蓮弥

……おう、

蓮弥

絶対地球に帰ろうぜ

美織

うん……!

アミー

美織〜!

アミー

マーニャ先生が呼んでたよ?

美織

教えてくれてありがとう〜

アミー

なんか美織冷静だね?

アミー

呼び出されるってやばいのに

美織

そそそんなことないよ!?

美織

怖いよ……笑

私はその時、アミーのカバンから少し出ている写真に気づいた

美織

これは……

美織

(私がセイクリッド学校に入った時の写真……?)

美織

(アミー……ほんとに敵なの…かな…?)

美織

アミー、それとっといてくれたんだ

アミー

え?

美織

その写真!

私はパッとその写真を取った

アミー

あっっ!!!

アミー

それはーーーー!!!

美織

……え

美織

な、なんで……

アミー

美織……違うの

美織

分かってるよ!

美織

先生のとこ行ってくるね!

タタタタッ

美織

ぐすっ

蓮弥

美織〜

美織

(やだ、こんな泣き顔見られたくない……!)

蓮弥

おい!逃げんなよ!

ガシッ

蓮弥

逃げんなって……

蓮弥

お、おい!

蓮弥

また泣いてんのかよ!

美織

ぐすっ…ごめ…

蓮弥

どうしたんだよ……

美織

アミーが……私の写真が……

私はさっきあったことを話した

蓮弥

アミー…ほんとに敵だった…のか

マーニャ先生

2人とも〜!遅いわよ〜

美織

あ、ごめんなさい!……

蓮弥

すいません

蓮弥

先生……どこに行く気ですか……

美織

はぁ、はぁ

マーニャ先生

もう到着よ

マーニャ先生

2人ともここに来た意味、わかる?

マーニャ先生

今か

美織

美織

そうはさせない!

蓮弥

はっ!

私と蓮弥くんは、今まで内緒で練習してきた魔法を使った

マーニャ先生

な、なにをしているの!?

マーニャ先生

うっ!

マーニャ先生

退学にさせるわよ!

蓮弥

させなくても自分からしますから

私はミルフィーユから教わった魔法を使った

ミルフィーユは……私達の味方だった

蓮弥

今だ!帰るぞ!

美織

う、うん!

ピカァァァァン

美織

……ん

美織

ここ、は

美織

……!!地球!

美織

最初の、アミーと、出会った、ところ

美織

蓮弥くんは!?

蓮弥

…………

美織

れ、蓮弥くん、なの?

蓮弥

え、美織……?

蓮弥

お前、三つ編みだったのか!?

美織

え、あ…

美織

あ、髪も服も戻ってるんだ……

美織

(……かっこよすぎない!?)

蓮弥

美織

髪、短かったんだね

蓮弥

あーうん。

蓮弥

めっちゃ邪魔だったよ

美織

……そ、そうなんだ

蓮弥

てか大丈夫?顔赤いけど

美織

うぁあぁあ!大丈夫!!!

蓮弥

え……なに

人生で1番の何かは終わった気がしたけど

恋は始まったばかりだった。

この作品はいかがでしたか?

40

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚