テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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わたしがはじめてODをした日

第1話 - 決して綺麗事で終わらせてはいけない

2024年02月24日

#OD

#病み

恋詠

私

わたしがはじめてODをした日

私

これはただの出来事とその時に思ったことそしてその後思ったことを綴ったものです。

私

言いたいことが文字でまとまるかによりますが長くなってしまう場合があるので音楽でも流しながら読んでみてください。

私

ODってわかりますか

私

かの有名な【オーバードーズ】という曲がありますよね

私

それです。

私

一言で言えば薬物の過剰摂取です。はい薬物乱用のことを指します。

私

ここにいる方はどうなんでしょう。したことがあるんですかね

私

まあわたしにはどうでもいいですが。

私

私が初めてODをしたのは高校一年生の夏休みです。

私

受験というストレスを乗り越え解放されたと思いきや、

私

新学期というのもあるからなのか次から次へと来る新しい出来事。

私

人って必ずキャパを携えていて。そうですね

私

キャパを心のバケツとします。

私

そのバケツは辛いこと楽しいこと全ての感情をしまい込むことができます。

私

その感情は水とします

私

水は蒸発すればゆっくりと消えていくものですよね

私

記憶と同じです。

私

新学期。次から次へと来る新しい人々出来事が私のバケツを満たしていきました。

私

良いことも悪いこともすべて満たしてくれました。

私

バケツって限度があるじゃないですか

私

私は蒸発が遅い人間なので溜まりに溜まりまくって溢れました。はいキャパオーバーです。

私

人間って限界を感じると悪いテンションと良いテンション、実はどっちも同時に高まるんですよ

私

※あの時の私の様子なんで人それぞれだと思いますがね。

私

夏休み。夜中にベッドの中で考えました。

私

でも正直なところ薬に至るまでの記憶って割とマジでないんですよね

私

ただ行動力があった。それだけはなんとなくって感じです。

私

ODの存在はショート動画などで存在を知っていました。

私

至る前まではODなんて自分に関係の無いものだと思っていたし、周りにしていた人がいたんですけどバカだなあって思ってたぐらいでした。

私

あの日の夜。ふと死んでやろうと思ったんです。

私

全部がどうでも良くなった瞬間でした。

私

気づいたら薬箱から薬を取りだしてって感じで、

私

そうそう

私

ODといえばメジコン。ブロン。とかそこら辺が出てくると思いますが

私

私はそんなのどうでもよかったので目の前にあった薬を品名も読まずに手に取り何錠も取り出しました

私

たしか15〜25錠だったと思います。

私

ちなみに品名はゴールドパブロン。いわゆる金パブってやつです

私

一気に7錠飲んだあたりで一旦手を止めたんですよね

私

多分泣きました。あんま覚えてないのでほんとかどうかは分かりませんが

私

死ぬのが嫌になったのかそれともこんなことをしている自分に嫌気が差したのか。

私

で、その後また数錠飲んでベッドに引き戻ったんです。

私

その時はきっと12錠こえていたとおもいます。

私

ベッドに入り1時間はボーッと過ごしてスマホをいじっていました。

私

なーーんにも効果なかったんです最初の1時間。

私

ほんとにこれ死ねるのかってなって

私

足りなくてその後また同じく12錠一気に足したと思います。

私

その後ベッドに戻って30分程度だった時

私

頭の中がふわふわした感覚になりました。

私

感覚って普通身体に影響するものだと思うんですよね

私

でもなんだかあの時は頭の中がふわふわしている感じに近かった。と思います

私

スマホを見て動画の情報を読み取るも数秒後に忘れて

私

なんでスマホを見ているんだっけとも考えるほど腐っていたと思います。

私

でも何故だかそのふわふわが心地よくて

私

ずっとこのままでいたいって思いまた1時間たった頃です。

私

薬を足そうと思ってベッドから降りようとした時に

私

心臓が急に苦しくなりました

私

強く強く握られて灼熱の温度に炙られているような熱さで

私

痛いのか熱いのかよく分からなくて

私

あの時は自分が息しているのかも分からなくなるほどでした。

私

とにかく心臓が痛い。

私

痛いというか熱い。

私

熱いというか痛い。痛いいたいいたいいたいいたい。

私

あついあついあついあついいたいいたいいたい

私

息してるかも分からない

私

そこでようやく来た恐怖感。

私

なんてことをしてしまったんだと。ほんとにあの時思いましたね。

私

心臓の内側が熱くて痛くて痛くて熱くて。

私

鼓動が脳内に届いて

私

ずっとずっと猛スピードで鼓動が動いて

私

恐怖からの鼓動なのかそれとも薬の影響からの鼓動なのか。

私

完全では無いけど頭が少し整理出来た頃

私

この熱さをどうにかしようとエアコンのリモコンに手を伸ばしました

私

横にちょっとズレるだけで鼓動が余計に早くなってより熱くなりました。

私

一言で言えば怖かった。

私

エアコンの温度を最低温度まで下げて

私

とにかく楽になりたくて痛みと熱さに苦しみながらも

私

少しでも和らげることが出来る体勢を探して

私

そんなことをかれこれ数十分続けてました。

私

部屋はキンキンに冷えているはずなのに

私

私の身体だけは汗がずっとずっと止まらなくて

私

心臓の痛みも変わらない。

私

鼓動も先程よりも速くなっている。

私

深呼吸をしてみた。

私

でも余計に鼓動が速くなるだけ。

私

体育の準備運動で屈伸からはじまって深呼吸で終わりますよね。

私

屈伸から深呼吸までの間って結構体力使って割と疲れますよね。

私

だから最後は深呼吸をして身体を整えるものなんですが、

私

私もそれに伴って深呼吸をしてみました。

私

でも駄目でした。

私

でも死にたくない

私

そんなことを思ってしまったんです。

私

こんな時になってね。

私

漸く自分がどう思ってるのか気づけました。

私

小さい子供って

私

痛い思いをしないと気づかないじゃないですか。

私

ほら

私

高い棚の上に登ろうとして登って、親に叱られて。

私

それだけで確かにもう登らない利口な子供はいます。

私

だけど聞かない子もいて。

私

たまたま親の見えていないところで子供が棚に登って、

私

そして落ちた。

私

子供は大きく頭を打ちました。

私

そして親が駆けつけて。

私

親の心配する声。頭の痛み。恐怖。

私

そこでようやくやってはいけないことだと気づくんです。

私

あの時死にたくないって思ったのもきっと本心だと思います。

私

たしかに今でも何度も死にたいとか死のうとか思う日は多くあります。

私

けれど、いざ。死のう！と考えるとあの日の夜のことを思い出すんです。

私

死にたくないって思った直後からは

私

もう神頼みでした。

私

親には頼りませんでした。

私

死のうと考えるまでの原因が親にあったのでね、助けは借りたくないなんて汚いプライドが目立ったんです。

私

痛みと熱さと苦しみにもがきながら、

私

もう二度とこんなことしないです。

私

もう一度チャンスをください。

私

神様お願いします。本当に死にたくないです。

私

なんて

私

神よりも感謝をするべき親を出し抜いて神頼みとか

私

今思えばあの時の私は物凄く烏滸がましいし図々しい都合のいい人間だったと思います。

私

今もですが。

私

そうやって何度も何度も神に頼って

私

その後の記憶は無いです。

私

寝落ちなのか気を失ったのか。

私

でもうっすらと神頼み以外に思い吹けたのは

私

次、目が覚めるころにはちゃんと生きているのかどうかって。

私

次の日

私

生きてました

私

部屋はガンガンに冷えていたのになぜだか自分の身体は寒いと感じていなくて

私

いや

私

きっと寒かったんだと思います。

私

でもそれよりも生きていたことへの感動と驚きが大きかったんです。

私

ODした後の身体はいいものではありませんでした。

私

酷い喉の乾き、気だるさ、腹は空かない、気は乗らない。

私

あとあれです

私

体力がごっそりなくなりました

私

それは落ち着いた今になっても影響していて、

私

とにかく息切れが速くなりました。

私

薬の影響なのかは知りませんが息切れが異常に速くなりました。

私

でもした直後と今と比べればマシになりましたけどね。

私

こんな自分嫌いですよ。大嫌いです。

私

でも時々自分が好きな時もあって

私

世界一可愛いと思う日もあれば世界一かっこいいと思う日もあります。

私

神様は気まぐれってセリフがあるじゃないですか。

私

まあ私も神様みたいなもんなのかなって。

私

それは調子乗りすぎですが。

私

ここからは薬の話とは関係ない話なのですが

私

暇なら読んでいってください。

私

ああでもあれですね

私

もう少し薬の話をします。

私

これを読んでODをしよう、しないと決意したあなた。

私

別にどっちでもいいんじゃないんですか

私

薬には個体差があるので。

私

わたしははじめてだったので想像していたことよりも悲惨なことになっただけです。

私

したら後悔する人

私

別にしてもなんともない人

私

いてもいいんじゃないですか

私

実感した人にしか分からないものです何事も。

私

私の場合はODをしたら考え方が変わりました。

私

死に至るまでくそ病みだった私も

私

たしかに病む時のピークはしょっちゅう来ますけど

私

あの時と比べたら冷静に物事を整理することが出来た。と思います。

私

数日経てば割とケロッとしたり

私

視野が広くなったと思います。

私

病んだ時どうするのが正解なんて

私

そんなの分かってたら誰も病んでないんですよ

私

ひとはやみます

私

日本は大鬱帝国です。可哀想

私

プラシーボ効果というものを知っていますか。

私

思い込みの力です。

私

たとえば風邪をひいている人間に風邪薬だよと

私

嘘ついてラムネを1粒渡すとします。

私

風邪をひいた人間はそれを飲んでほんとに効いてると思い込んで

私

風邪を治しました。

私

これがプラシーボ効果です

私

だからなんだって話ですよね

私

まあ何事もプラシーボ効果。

私

病んだ！精神科行きたい！でも行けない！薬欲し！安定剤欲しい！

私

そうだプラシーボ効果だ！

私

寝れば鬱が治ると思えばいい！寝よう！

私

そうすれば治る人もいれば治らない人もいます。

私

なんでこんな言えるかって

私

私もODする前はきちんと病院通ってお薬貰ってたんですよ

私

でも飲んでも飲んでも意味がなかったんです

私

イライラも収まらなければ鬱も収まんない

私

意味を成しませんでした。金の無駄になりました。

私

そこでまた後悔して申し訳なくなって死にたくなりました。

私

鬱のサイクルです。なにもうまくないです。

私

その時私はとにかく疲れてました

私

ガキに戻りたいって思ったんです

私

今もガキですが。

私

幼児退行したいって思ったんですよね。

私

そこで手にしたのが懐かしの3DS

私

長年触れていなくて久しぶりで

私

とても楽しかったのを覚えています。

私

そこから数日は精神も安定してって感じです。

私

何が言いたいかというと

私

薬に頼らなくても他はあるってことです。

私

依存してもいいんじゃないですか

私

それがあなたにとって良いか悪いかは知りませんけど。

私

経験してみなきゃわかりません。

私

ただ痛みを経験してもまたしようと思うやつはアホです。

私

はっきり言えます。アホです。

私

一度の失敗で理解したのにまたやるのか。

私

とんだドMかアホです。

私

それかそんなことをする自分に酔ってるナルシストです。

私

@病み期共は正直そのナルシスト集団だと思います。

私

やべー垢BANされそうこの発言。

私

ここは年齢層低いと思います。

私

なのでお姉さん（ガキ）である私から助言でもしてやろうと思います。

私

‼️‼️人生割とどうにかなる‼️‼️

私

これはマジです

私

胸に刻んでおきなさい。

私

そんなこと言われたって！無理だよこんな状況どうにかなるわけない･･

私

だって私の環境は、私の親は私の顔は･･･

私

はいそのコメント全部うるさい。です。

私

私も思ったことあります今でも思いますきっとこの先も思います。

私

でも私は生きてます。

私

たしかに病みというものは綺麗事だけで終わらせてはいけないことだと思うんです。

私

だからこそ暴れてやれ

私

黒歴史たくさんつくって、黒歴史をつくること自体に飽きるまで、今の私みたいに物上に事を語れるぐらい余裕な人間になれください。

私

いいんですよ周りの大人の言葉なんか

私

リスカなんてやめなさい！ODなんてやめなさい！

私

いやいやそうさせたのは誰だって。

私

まあそれをした自分に大きく非があると気づく時も来るんですけどね。

私

でも病み期（笑）の時はそんな言葉もストレスですよね

私

それは仕方ないだって思春期だもの

私

大人になっても本気の病み期が来る時はあると思います

私

その時は自分を大人だと思わないでください

私

あなたはいつまでたっても子供なんです。

私

別に恥だと思わなくていいんです。

私

幼児退行をしましょう思いっきり。

私

黒歴史なんかいくらでもつくっちゃいましょう。

私

後はほんとにどうにかなるものです。

私

死に急ぐ必要性なんかその時の本人にしか全部分かりませんが

私

まあその時は私みたいに死に際を経験してみてください。

私

割と人生観変わったり変わらなかったりします。

私

そして曖昧なとこ生きて腕切ってもいいんじゃないですか

私

ただそれを続けて死に際までいけるのかは知りませんが。

私

別に絶対死に際を経験しろと言っている訳ではありません。

私

ほら

私

涙の数だけ強くなれるよ🎶的な

私

あなたは弱くないですよ

私

病んでるお前は死と戦ってるんです

私

死闘です

私

ほらかっこいい

私

どこも弱くないです

私

あなたはかっこいいんですよ

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