今日は高校の入学式だったため、 早く終わった。
いつものように私は急ぎ足で 家に帰る道をたどる。
え…、なぜって…
私は学校が終わったら寄り道せずに帰るように 言われてるから。
浹 刹那‐
お母さんとお姉ちゃんにずっとずっとずーっと
縛られて生きてきた私は
もう限界で。
今日くらいなら…、
1日くらい……
浹 刹那‐
浹 刹那‐
初めてだ…
初めて…寄り道してしまった…
???
浹 刹那‐
今…、あっちの草の裏の方に
人影が…見えたような。
…別に興味があったって訳でもないけど
少し気になった私は その影を追ってみることした。
???
多分、これが 初めてだろう。
浹 刹那‐
自分から人に話しかけるのは。
???
???
草むらの影から出てきたのは
私よりも大人びた髪の長い女の子だった
???
女の子は私の姿を見るなり、 さっさと公園を出ていってしまった。
ポロッ
なんか…、落とした…?
あの女の子のポケットから 落としたものを拾い上げてみると
それは、少しだけ血がついたカッターだった。
カッターを返そうと、あとを追いかけるけど
もう既にあの女の子の姿は、見当たらなかった。
浹 刹那‐
寄り道してたらすっかり遅くなってしまった、
浹 刹那‐
荷物を置いて
辺りを見渡すと 机の上に置き手紙が置いてあった。
幸い、お母さんとお姉ちゃんは 出かけているようだ。
良かった…、
それから、私は 適当に食事を作り
明日の準備をし、 やることを終えた後
自分のベッドで眠りについた。
あ、そーいえば
カッター拾ったんだっけ…
返さなくちゃなぁ…、
また明日でいいや…。
そんなことを考えながら
私は ゆっくり瞼を閉じた。
コメント
5件
いや語彙力どんだけあんのよ(( カッター落とした参加者……私やったりして……((いやそれは無い
最高すぎた。 物語の書き方上手すぎ 泣くわ( ;ᵕ; )
んー…短くしすぎた。 さて、カッターを落としてしまった女の子は誰でしょーか!ヒントはこのストーリーの参加者さんのひとり!笑