※今回のお話はHoneyWorks様の「レンズ越しの景色」という曲をもとに作成しました。 ※本家様はとっても素晴らしい楽曲になっておりますので、聴いたことのない方はぜひ聴いてみてください(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈)”
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あきら先輩が俺の眼鏡をかけて聞いてきた。
狡いんだよ、
こんな近くで話してくるところも
あなたに恋した 「年下」です。
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1人でいるのは好きだし、楽だったけど
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騒がしいのも別に嫌いじゃなくて
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いつも通りに
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自由に猫のように
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気ままに生きてるだけだった
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本に書いてあった
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「初恋」に出会いました。
ねぇ、あきら先輩
俺が見てたただ平凡な毎日の景色は あなたの存在、あなたの言葉で変わったんだよ
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あぁ、その笑顔
ほらね
やっぱり俺の気持ちなんて気付いてない
無邪気に笑うあなたは
まるで太陽みたいなんだ
あきら先輩と俺は幼馴染でもなくて
もちろん同い年、同じクラスでもない。
友達のお兄ちゃんなのに
知りたい事ばっか増えていく。
ある日、趣味の一環で買ったカメラを放課後の教室で練習していた。
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俺の耳に響くあの人の声
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そしたらたまたまぷりちゃんがいた!!
そう言ってにこってするあきら先輩は
また俺を虜にする
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そう言うとあきら先輩はちょうど調節して、準備が整った俺のカメラのフレームに写り込んで
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笑ってピースしてくれたんだ。
その日以来、俺がカメラを持っていると
近くにいる度、写り込んでくれるあきら先輩
ちぐと一緒に写ってきたり
けちゃと2人で変顔して写ってきたり
...あっと先輩といる時だったり
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あきら先輩のいろんな表情の写真が増えていく
知らないあきら先輩が知れた気がしたんだ
俺は家に帰るとカメラで撮った写真を印刷する
たくさんの写真には、たくさんのあきら先輩の笑顔
その笑顔を見るだけで、俺が見てた世界がどんどん色付いてくる
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そう思う度、胸が痛くなる
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涙が溢れてくる
レンズ越しのあきら先輩の笑顔は
ただただ眩しいんだ
季節は流れて、3月
そして今日は3年生、あきら先輩の卒業式だった
俺たちは卒業式が終わったあと、屋上に集まった
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ドアのほうと見ると、あきら先輩とあっと先輩が一緒にこっちに向かってきてる。
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俺は先輩たちが集まったことを確認すると声をかける
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俺が声をかけると先輩たちが俺の前に集まる
あきら先輩だけが俺のところに来て
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そう言って自分の位置に戻る
ずるい、
ほんとにずるいよ
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あきら先輩と
あなたの愛する人がいる
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俺は今にも溢れてきそうな涙をぐっと堪える
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最後の1枚
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カシャ...
「初恋」でした
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写真撮影が終わり、たくさん話したあと 解散しようという話になった時に俺が言葉を切り出した。
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俺はカバンの中からこの1年間で撮った写真をまとめたアルバムをだし、先輩たち1人1人に渡した。
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そう言って先輩たちがペラペラとアルバムをめくる
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そう言いながら涙目になってるあきら先輩
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鼻をずびずび言わせながら涙を拭う
泣くほど喜んでもらえて、よかったな
ねぇ先輩
先輩に俺が見てた景色を写真に込めて、あなたにあげるから
だから、俺のこと忘れないでね
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さっきまで泣いてたのに、あっと先輩が隣にいるといつも幸せそうなんだよな
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あ、俺の言葉で笑ってくれた
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そんな些細なことが
ただ嬉しくて
でも、本当はね、
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んーん、最後まで言わない
この想いは最後まで俺の心の中にしまっておく
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芽生えた想いはこのまま
君の知らないままで
コメント
1件
akはatが好きだったってことか…!? 切な…っ