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喰夜
喰夜
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
綰龍
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
これに書いてあるのが炉留です! あと内容、というかやり方というか、まぁ見れば分かると思います!変わっています!
ぬし
ぬし
梨蘭
今日は2月14日
そう、バレンタインなのである
そこで5人の男が悩んでいた───
魅累
バレンタインにチョコを作るなんて、考えた事が無かった。でも、たまにはお礼もしなきゃかなとまたんー、と考える。
悩んでいる一方、
店員
瑠璃
彼奴らは甘いものが好きだから、きっと喜んでくれるだろう。そう思った。 喜ぶ表情を想像すると、こちらまで笑みがこぼれてしまうもの。だから、つい微笑んでしまった。
喰夜
あくびをしながら店内に入る。この時期は寒くて眠い。 そうすると、見覚えのある背丈、髪型、服装をしていた人物が目に浮かんだ。 咄嗟に頭に浮かんだ名前を問う。違っていたら、なんて考える暇は無かった。
瑠璃
自分の名前が、聞き覚えのある声に乗って聞こえた。 振り向くと、そこには友人が居た。意外だったが、館から近い所は此処しか無く、それほど驚かなかった。 この時期に買い物、きっとそうだろう、と思い、買う物が自分のものと一緒か尋ねた。
喰夜
自分が買うものを当てられて、驚きはしなかった。 この時期。買うものといったら選択肢に浮かぶものが一つ増える。それに、瑠璃の袋から透けて中身が見えていた。 たしかに、こいつも作るタイプじゃないし、薄々勘づいてはいた。
瑠璃
当たって少しご機嫌だった。声が微かに高くなった気が。
料理教室です
先生
梨蘭
きょーはバレンタイン!つっても俺は作れねぇからなー笑 でも、流石に渡さないっていうのは可哀想だし、どーせなら買うより作った方が良いかな!って思って料理教室に来たんだよ!よーし!頑張るぞー!
先生
梨蘭
先生
梨蘭
我ながら完璧だ!初めて作ったのに、ものすごく良いのが出来たんだよ!これは絶対喜ぶよなー!! つーか、喜ばないと蹴る!!( ・᷅-・᷄ )
綰龍
そう呟いても、実感が湧きずらい。 実際、バレンタインに何かを作ってプレゼントをした記憶が無い。館に5人で集まって何百年も経つが、この日はハッピーバレンタインで終わっていたのだ。だが梨蘭が、人間世界ではバレンタインにはチョコを渡す、と騒いでいた為、次のバレンタインではチョコを渡すと話し合いになったのである。
綰龍
綰龍
己の目の前には、チョコケーキが並んである。だが、4人の好きなものを上に乗せているため、チョコケーキといっても、この世でそれぞれ1つだけのチョコケーキとなる。それに、使うクリームは甘いものと控えめなものが2つずつ。適当に買って渡せばいいものの、ちゃっかりそれぞれの好みに合わせて作っていたのだ。
綰龍
頭の中で計画を立てる。 やはり、こういうものは考えてしまうものだ。 全てが完璧でないと気が済まないというか…
魅累
考えすぎてしまうのは、昔の癖だ。そして、何故か気が付いた時には別の事で頭がいっぱいになっている。本当に悪い癖だ。ふと時計を見ると、もう2時間も経っている。自分の才能に驚くよ。妄想だけでこれほどの時間を潰せるとは… とりあえず、チョコを買ってこないとな。と重い腰を動かし、コンビニへと向かった。
そして、時が過ぎ─────
瑠璃
ただただ梨蘭のように楽しがるのではなく、昔の名残が出たのか、少し大人びていた。昔は───、いや、いいか。ただただ、また5人で集まれたことが嬉しかったのだろう。微笑みが無意識に浮かんだ。
喰夜
流石に準備してきていない奴はいないと思っていた。 だが、こいつらなら誰かは有り得る話なのだ。 冗談半分で聞いた。
梨蘭
ふふん、と誇らしげに語った。彼には自信作だったからだ。 いつでも準備は出来ている、心の中で身構えた。 だが同時に、皆の持ってきているものが何なのかの興味も湧いた。
綰龍
皆、多分買っているだろうと思いながら、それでも皆らしくていいか、と思った。だが、自分だけ作っているのも恥ずかしいものだ。頼むから誰か作っていてくれ、と心の中で静かに願う。
魅累
彼には、もうすぐでチョコがくるという考えしか頭に無かった。 彼はチョコが大好物なのだ。それに甘いものが。 だからこそ、自分の買ってくるチョコは高級なものなのである。
瑠璃
皆が自分の目の前に置く
喰夜
と笑いながら己の右手をあげ
瑠璃
何故か自信満々にあげた。彼にはどこから湧くか分からないとてつもなく高い自信がたまにくるのだ。喰夜が買ったことは知っていたので、あまり気にせず周りを見渡す。
魅累
うん、予想通り。だと思った。 綰龍は絶対作るタイプ。梨蘭も買うことはまずなさそう。 それで残ったこの2人。絶対買うと思っていた。 当たって少し嬉しさを噛み締めた。
瑠璃
彼のこれまでの行動や言動を思い出し、自分の言おうとした言葉を途中で否定した。まぁ、その可能性もなくはなかったし。
綰龍
安堵した。 他の皆が買う路線も普通に有り得たのだ。
梨蘭
彼は誰が作って誰が買おうが、結果的にチョコが食べられるしどうでも良かったが、綰龍だけは作ると分かっていた。
(それぞれのチョコに名前が書いてあります)
皆、自分のものを取り終わり
瑠璃
彼には待ちきれなかった。 こんなに美味しそうなチョコが並んであるのだ。 早く食べたい、という衝動が疼く。
瑠璃
市販のものは、相変わらず美味しい。だが、それを上回るチョコが2つ。 綰龍と梨蘭のものだ。 綰龍は俺好みの甘すぎないクリーム、そして上にはチョコチップが散らばっている。こんなに唆られるチョコケーキは滅多にない。 梨蘭は、細長いチョコで、まるでお店のようだ。 かりかりしていてとても美味しい。中にはとろっとした クリームが入っており、作るのが大変そうだと思った
綰龍
梨蘭
他の皆も、とても楽しんだそうです。
ちなみに、綰龍の作ったチョコケーキの詳細 瑠璃▶︎控えめクリーム+チョコチップ 喰夜▶︎甘いクリーム+いちご 梨蘭▶︎甘いクリーム+みかん 魅累▶︎控えめクリーム+クッキー
それでは、また次の話で! あ、リクエストください!(^ ̥_ ̫ _ ̥^)